スペインに1-6大敗…ソン・フンミン、“タオル事件”を釈明。
スペインに1-6大敗…ソン・フンミン、“タオル事件”を釈明。
ウリ・シュティーリケ監督率いるサッカー韓国代表は2日(日本時間)、オーストリアでスペイン(6位)とのAマッチ親善試合をおこなった。シュティーリケ監督就任以降、勢いに乗っていた韓国は世界的強豪スペインに倒れ、1-6と圧倒的大差で敗北を喫した。

ソン・フンミン の最新ニュースまとめ

 韓国のサッカーファンたちは大きな衝撃を受けた。しかし、そのダメージは試合でプレーした選手たちがより大きいと言える。後半で交代したソン・フンミン(23、トッテナム・ホットスパー)はベンチに戻るやタオルを投げつけた。一部ではソン・フンミンは不満だけを公に表出したと報道した。

 しかし、ソン・フンミンは勝負欲の強い選手で、自身が満足できない姿を見せたことに怒ったと見ることができる。ただ単に、はやくにベンチに下げられたことに対して不満を表したのではない。シュティーリケ監督がすぐ横にいる状況で不満をあらわにするほど、彼は軽率ではない。

 それでもソン・フンミンは釈明をする必要があった。彼に向けられた非難がいつよりも大きかったからだ。スペインにこてんぱんに打ちのめされた感覚をグラウンドで感じたソン・フンミンの感情は非難する人々にとって、重要ではなかった。

 ソン・フンミンは「僕は代表の選手だ。それでいて、代表チームのファンでもある。僕の競技力をいろいろと考える。それを(ピッチの)外で表現したのが軽率ならば、誤ったと認め謝らなければならない」とし「だが、僕は僕たちのチームがもっと良いチームで、もっと上手くプレーすることができると思った」と説明した。

 ソン・フンミンの釈明にも、彼に向かった非難は存在するだろう。スペイン戦大敗の影響だ。 結局、ソン・フンミンはもちろん、韓国はスペイン戦敗北で低迷した雰囲気と世論にぶつからなければならなかった。ソン・フンミンは最善を尽くしてチェコ戦に臨むことを明らかにした。

 「選手もスペイン戦を期待していたのは確かだ」と強調したソン・フンミンは「競技場で努力したことも事実だ。しかし、選手はロボットではない。毎回、優れたプレーができると約束することは難しい。しかし、国家を代表している分、常にベストを尽くそうと努力していることも知ってほしい」と述べた。

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