12月15～16日のソウル公演は、11月2日に1次予約を開始し、開始後3分でサーバーがダウンする騒ぎとなった。最も高い16万ウォンの“Rain席（スタンディング）”は、2日分1万席がわずか30分ですべて売り切れた。
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売れ行きが懸念されていた23～24日の米ラスベガス公演チケットも両日ともに完売し、1万席以上の追加公演のオファーが入ってきている状況だ。最高値はオーケストラ席の261ドル（約24万5000ウォン）だが、これも発売開始から1週間で完売した。
来年1月21日のシンガポール公演は、10月11日にチケット販売を開始し、8000席余りがやはり完売している。488シンガポールドル（約29万4000ウォン）という最高価格のチケットも即座に完売した。
ワールドツアー主催社によると、チケット販売を開始していない地域でも、関連業者がインターネットサイトを通じ、全チケット購入の意志を伝えてきているほか、日本の旅行代理店からは、他地域公演のチケットをブロックごと購入しパッケージツアーにしたいと申し込みがあったという。ラスベガス公演を主管する中国系エンターテインメント社も、「正式に米国デビューしていない東洋の歌手が2回公演のチケットをすべて完売したことに、現地公演業界も驚いている」と伝えた。
現在、中国を除き、公演の版権はすべて販売済みの状態で、主催社は、公演の放送版権、デジタルコンテンツ、マーチャンダイズ商品などの付加事業で収益を上げる計画だ。また、現地のインターネット企業と提携し、生中継やダウンロードサービスなども行うとしている。12月からの6か月間で約1060億ウォンに及ぶ収益が見込まれる。
Rainはこのワールドツアーで世界各地を回り35回公演を行うほか、豪州、ハワイなどでの追加公演のオファーが入っている。今後、シンガポール、タイ、マレーシア、ベトナム、日本、中国の順でチケット販売を開始する予定だ。
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