コ・ギョンピョ の最新ニュースまとめ
2010年ドラマ「ジャングルフィッシュ2」でデビューした彼は、その後「プロポーズ大作戦~Mission to Love」(12/TV朝鮮)、 「神のクイズ3」(12/OCN)、「となりの美男<イケメン>」(13/tvN)、「のだめカンタービレ~ネイルもカンタービレ」(14/KBS2)に次々と出演。着実に経験を積み、映画「チャイナタウン」(2014)では、第68回カンヌ国際映画祭に招待され話題を呼んだ。また、アメリカで人気の公開コメディバラエティ番組「Saturday Night Live(SNL)」の韓国版「SNL KOREA」、人気旅バラエティシリーズ「花より青春」アフリカ編に出演するなどバラエティでも魅力を発揮し、演技力はもちろん、ビジュアル、ユーモアまで兼ね備えた若手俳優として、これからの活躍が最も期待されている。
長身でスタイル抜群、大きな目を輝かせながら、インタビュー現場に現れたコ・ギョンピョ。率直に自分の言葉で、「応答せよ1988」の撮影エピソードや共演者との交流、俳優になるきっかけとなった高校時代の舞台経験などさまざまな話を聞かせてくれた。
<B>―「応答せよ1988」は韓国で社会現象を巻き起こしましたが、ドラマ出演後、何か変化はありましたか?</b>
飲食店に行くと、サービスをしてもらえたり、皆さんに気付かれたりするようになりましたね。おかげで、電車やバスなどの交通機関が使えなくなりました(笑)。
<B>―街で話し掛けられたときは、どのような対応をされるんですか?</b>
自然に話をしますよ。頼まれれば、一緒に写真も撮るし、サインもするし。
<B>―ドラマでは、正義感が強く一途な好青年ソヌ役を演じていましたが、自分との共通点というと?</b>
ソヌのように、周りの友達に対して、優しく接しようと心掛けていますね。あと、高校のとき2年間、生徒会長をしていました。自分から立候補してなったんですけど、友達とすごく仲が良かったので、のびのびと楽しく生徒会長を務めることができたと思います。
<B>―では逆に、ソヌとの相違点というと?</b>
僕のほうが、もっと明るいと思います。あと、母子家庭ではないということですね。
<B>―恋愛においては、ソヌは一途でしたが、コ・ギョンピョさん自身の恋愛スタイルはいかがですか?</b>
僕は尽くすタイプ。いろいろと相手に合わせてあげるほうだと思います。
<B>―彼女に求める条件としては、何が大事ですか?</b>
まなざしです。人によって違いますけど。あと、性格は優しかったらいいですね。それ以上は望みません(笑)。
<B>―ドラマの設定は1988年で、コ・ギョンピョさんは1990年生まれなので、まだ生まれていない時代の役を演じたわけですが、何か大変なことはありましたか?</b>
役を演じる上では、人の感情というものは、時代とは関係なく、似ているものだと思うので、特に大変だと感じたことはなかったです。
<B>―当時のヘアメークやファッションなどはいかがでしたか?特に、ファッションでは、80年代のデニム オン デニムのコーデなどもありましたが。</b>
流行は回り回ってくるものなので。(衣装は)自分にすごく似合っていたと思いますが(笑)。
<B>―たしかに、コ・ギョンピョさんはスタイルが良いし、何を着てもお似合いだと思います!</b>
(照れたように)あ~、ありがとうございます(笑)。
<B>―撮影中の印象的なエピソードを教えてください。</b>
リュ・ヘヨンとのキスシーンがすごく長かったことですね(笑)。もともとヘヨンとは仲のいい友達だったので、すごく恥ずかしかったです。
<B>―リュ・ヘヨンさんとは大学の先輩後輩という間柄なんですよね。キスシーンの前に何か相談などはされたんですか?</b>
いえ、ぜんぜん。心の準備だけして現場入りしました。終わった後も、何も話しませんでしたね。だから、撮影があったその日だけ、普段と違ってすごく気まずくて、何か妙な気分でした(笑)。
<B>―ほかの共演者も同世代の俳優さんが多かったと思いますが、いかがでしたか?</b>
同世代の俳優と共演したので、気が楽でした。お互い気遣い合いながら撮影できたと思います。
<B>―共演者の皆さんとは、撮影現場に入ってから仲良くなったんですか?</b>
いえ、その前から仲が良かったですね。僕だけ、もともとみんなと知り合いでした。
<B>―ということは、コ・ギョンピョさんが現場のムードメーカー?</b>
そういうわけでもありませんでしたが、特にイ・ドンフィさんが現場の雰囲気を盛り上げてくれました。
<B>―同世代の俳優さんと一緒だと現場が楽しくて、NGもたくさん出たのではないかと思いますが。</b>
NGはイ・ドンフィさんが。ほかの俳優は、あまりNGを出さなかったと思いますよ。一番NGを出していたのはイ・ドンフィさん(笑)。
<B>―「応答せよ1988」終了後、共演したパク・ボゴムさん、リュ・ジュンヨルさん、アン・ジェホンさんとすぐに「花より青春」アフリカ編に出演されましたが、旅はいかがでしたか?</b>
一生、もうこんな機会はないだろうと思うぐらい、すごく楽しかったです。旅行先として、あまりアフリカに行く計画って立てないじゃないですか。今回、連れて行かれたわけですけど、思っていたより、すごく良くて、また行きたいと思ったし、思っていたより安全な国で、見どころも多かったし、いろいろなことを感じました。
<B>―食べ物はいかがでしたか?</b>
伝統料理というのはほとんどなかったです。ハンバーガーとかカレーとか。インドより、カレーを食べると思いました(笑)。もちろん、僕もカレーをたくさん食べましたね。お肉が安くて、品質もいいです。
<B>―一緒に旅までしたので、さらに仲良くなったと思いますが、皆さんとは今も交流されているんですか?</b>
ハイ、今も連絡を取り合っていますね。「百想芸術大賞」で久しぶりにみんなが集まるので、授賞式が終わったら、みんなで打ち上げをする約束をしました。
<B>―何の打ち上げですか?</b>
“リュ・ジュンヨル打ち上げ”。一人暮らしを始めたので、そのお祝いをしようかと。
<B>―皆さんとは家に遊びに行ったりするような仲なんですね。</b>
家に遊びに行くのは今回が初めてです。以前、クリスマスにお店を貸し切って遊んだことはありますが、家というのは初めてですね。
<B>―特に、共演者の中でもパク・ボゴムさんとはもう5作ぐらい共演されていますよね。</b>
そうですね。僕たちも不思議に思っています。普通はこんなこと、あまりないので。
<B>―パク・ボゴムさんは年下だと思いますが、弟みたいな感じなんですか?</b>
弟というより、友達みたいな感じです。親切で優しいし、考えが深くて懐も深いので、弟という感じではないですね。
<B>―作品に入ったとき、パク・ボゴムさんとは演技の話などはされるんですか?</b>
しないですね。現場では、お互いに感情が入るまで待つし、言わなくても分かるので。だから、演技しやすいです。感情がつかめるまでお互いに待つし、終わってからも感情を維持できるよう、気遣い合うことができる良い関係だと思います。
<B>―2010年に「ジャングルフィッシュ2」でデビューしてから、毎年コンスタントに作品に出演し、いろいろな役を演じてこられましたが、役が一番自分に合っていたと思う作品は何ですか?</b>
ん~、特にないと思いますけど(笑)。どの役も、自分の一部を反映しているのであって、全部ではないので、この役が僕自身だというには、かけ離れていると思います。
<B>―では、一番印象的だった役というと?</b>
映画「チャイナタウン」で演じたチド役です。僕に対する世間のイメージを変えるきっかけになったので。この映画は、カンヌ国際映画祭に招待され、僕も一緒に出席したという一生忘れられない思い出もあるので、大事な作品になりました。
<B>―いろいろな作品を通して、俳優として大活躍されていますが、もし、俳優になっていなかったら、何をしていたと思いますか?</b>
そうですね~、わりと早く、俳優になろうと決めたので、この仕事をしていなかったら、何をしていたかと考えたこともありませんね。
<B>―いつから俳優になろうと思ったんですか?</b>
高校のときです。韓国では、進路よりどの大学に行くかということを重要視する傾向があるんですが、僕はどの大学に行くかということより、自分がしたいことのほうが大事だったので、早くに心を決めていました。
<B>―俳優になろうと思ったきっかけというのは?</b>
友達と一緒に、自分たちでお金を集めて、小劇場を借りて舞台をやったんです。プロの方に演出していただいて、創作劇を3日公演で。そのとき、友達と一緒に演じている瞬間がとても心地良くて。演技をするのがすごく面白くて、勉強より興味深かったし、大変だと感じなかったんです。そこからどんどん深く、俳優になるという覚悟を固めていったと思います。
<B>―その舞台を見に来た観客の反応はどうだったんですか?</b>
観客はそんなに多くなかったです(笑)。家族とか友達とか、もうほとんど身内ですね。お金をもらって公演したわけではないので。だから、観客の反応より、僕自身とても気分が良かったです。不思議な感覚だったし。未熟な部分はたくさんありましたが、充実感がありました。
<B>―それが俳優人生のスタートということですか?</b>
そうですね。人前で初めて演技をしたのが、その舞台でした。
<B>―本当に演じることがお好きなんですね。</b>
ハイ、楽しいです。他のことをするよりも。だから、演技をする前は、いつもプレッシャーを感じていますが、演技に対しては責任感を持っているし、常にそのときのベストを出そうと心掛けてやっています。たまに、“なんで自分は俳優をやっているんだろう”と思うときもありますが、ただただ楽しいです。
<B>―俳優をやめたいと思ったことはありませんか?</b>
ありますよ。ありますけど、そのたびに、“あと10年我慢しよう”って。父から、「演技だろうが何だろうが、辛抱して続けた後にどうするかを選択しても遅くないから、10年は頑張れ」と言われたんです。だから、この先もまだまだ頑張りたいと思っています。
<B>―「プロポーズ大作戦~Mission to Love」、「のだめカンタービレ~ネイルもカンタービレ」など日本原作ドラマにも出演されてきましたが、普段日本のドラマはご覧になったりしますか?</b>
その2作は見ましたね。クオリティが高くて、すごく面白いと思いました。あと、「花ざかりの君たちへ」も面白かったです。僕、もともと日本の漫画がすごく好きなんですよ。「ONE PIECE」はずっと読んでいるし、「SLAM DUNK」とか「ドラゴンボール」とか、読んだ作品を挙げていくのが大変なぐらい、日本の漫画はたくさん読んでいますね。
<B>―これまで同年代の俳優さんとの共演が多かったと思いますが、今後共演してみたい方などはいらっしゃいますか?</b>
どなたでも。僕の場合、作品に参加して、みんなで一緒に作り上げながら、少しずつ完成していく過程が好きなので、誰と共演したいというより、その作品のためにみんなが努力して、それが良い結果につながるということがすごくうれしいですね。だから、大先輩と共演したとしても、もちろん先輩たちを尊敬しているし、共演することにおいてドキドキ・ワクワクしますが、一緒に作品を作り上げていくチームの一人として見ているので、緊張したり、委縮したりすることはないです。
<B>―では最後に、ファンへメッセージをお願いします。</b>
「7年の夜」という映画の撮影が終わり、これからチョ・ジョンソクさん、コン・ヒョジンさんと一緒にドラマ「嫉妬の化身」に出演する予定です。新作もぜひご覧いただけたらと思います。そして、僕を見守ってくださるファンの皆さんが、いつも幸せであることを願っています。
インタビュー中、印象的だったのは、あの大きな目で視線をそらさず、目をしっかりと見ながら話していたこと。吸い込まれるようなまっすぐな目力があり、写真撮影でもさまざまなポーズを取りながら、独特の雰囲気を漂わせていた。
カメラマンが顔の左斜めのアングルから撮影中、「どの角度から撮られるのがいいですか?」と聞くと、即答で「今の角度です」と答え、自分の見せ方もしっかり分かっていたコ・ギョンピョ。「演技をすることが楽しい」と笑顔で語り、韓国では映画「7年の夜」がクランクアップし、次の作品準備に取り掛かっているという彼が、日本で初放送される「応答せよ1988」でどんな演技を見せているのかも注目だ!
日本初放送!!「応答せよ1988(原題)」6/5(日) 1話先行放送!
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