韓国人被告、初公判で容疑認める(画像提供:wowkorea.jp)
韓国人被告、初公判で容疑認める(画像提供:wowkorea.jp)
昨年11月に発生した靖国神社爆発音事件の韓国人の全昶漢(チョン・チャンハン)被告(28)が14日、初公判で日本の検察の起訴内容について「認める」と述べたと日本メディアが報じた。

 メディアによるとチョン被告はこの日、東京地方裁判所で開かれた裁判に短髪にひげ、黒い眼鏡、黒い上下スウェット姿で入廷した。

 被告席に座ったチョン被告は判事が黙秘権などを説明すると通訳を通じてこれを聞き、何度も日本語で「はい」と答えた。

 チョン被告は昨年11月23日、靖国神社の公衆トイレで爆発音が発生した事件と関連し、建造物侵入および火薬類取締法違反などの容疑で拘束起訴された状態だ。

 これと関連し日本の検察はこの日、冒頭陳述で「(チョン被告が)いわゆるA級戦犯が(靖国神社に)祀(まつ)られていることに不満を持ち、タイマー付きの爆発装置を本殿に設置しようとした」とし「しかし警備が厳しかったため、敷地内のトイレに設置した」と述べた。

 検察は続けて事件直後、チョン被告が韓国へ帰国したがインターネットなどを通じてトイレに爆発送致を設置したことに対する非難の世論が起きると犯行に「失敗した」と判断、再度犯行のため日本へ再入国を試みたと説明した。

 これについてチョン被告の弁護士側は「重大な事件ではなかった。今後(チョン被告の)日本入国も困難になり、再犯の可能性もない」と情状酌量を求めたことがわかった。

 一方、メディアはこの日、裁判閉廷後、軍服風の服装をした男女2人がチョン被告に怒声を浴びせ、裁判官の指示を受けた裁判所職員が強制退廷させる場面もあったと伝えた。

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