パク・テファン の最新ニュースまとめ
ハン・ジョンヒ大韓体育会理事は16日午前、ソウル・オリンピックパークテルでの第3回理事会を終えた後、「国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提出されたパク・テファンの仲裁要請件に関する深い議論をおこなった結果、国家代表選抜規定を改正しないことに決めた」と述べた。「禁止薬品を服用、薬品使用許容またはそそのかす行為で懲戒処分を受け、懲戒が満了した日から3年が経過しない者は国家代表資格の対象外」と規定した大韓体育会の国家代表選抜規定第5条6項による措置だ。
この日の理事会では該当規定を改定するか否かを最終的に決定するものだったが、大韓体育会は既存の立場を固守した。
ハン理事は「国家代表選抜規定の制定趣旨は国家代表として高い道徳性と公人としての品位を備えようとするものだが、ドーピングは選手の基本徳性であるフェアプレイ精神に背く」とし、「体育会は幼い選手たちの教育的な側面で、ドーピングだけは厳正な処分が必要だとの同意を集めた」と説明した。
パク・テファンは2014年、禁止薬品投与で国際水泳連盟(FINA)から18か月の選手資格停止処分を受け、今年3月3日に処分満了となった。そして、4月25日~28日までおこなわれた国家代表選抜戦を兼ねた第88回東亜水泳大会で、18か月ぶりの復帰戦に臨んだ。
当時、パク・テファンは自由型1500メートル、200メートル、400メートル、100メートルを席巻、4冠王となり、男子選手としてはFINAが定めたリオ五輪出場資格記録を唯一すべて通過。しかし、国家代表選抜規定により、代表から除外された。
そして、パク・テファン側は去る4月26日、CASに仲裁申請をした後、体育会の立場の変化を望み、ひとまず保留となった状態だった。また、先月25日には、チョ・ヨンホ事務総長とパク・テファン側の面談が予定されていたが、当日パク・テファン側の要請で無期限延期に。
その後、パク・テファンは今月3日に、練習地オーストラリアへ向かい、所属事務所は16日の最終決定を待つとする意思を伝えていた。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0