【済州聯合ニュース】騒がしい都会を離れ自然豊かな済州島に移住したりセカンドハウスを購入したりする著名人が増えている。 2013年にギタリスト、イ・サンスンさんと結婚し済州島に移住した歌手のイ・ヒョリさんが今年3月に済州市内にある行きつけの店で料理する姿がこの店のインスタグラムに掲載され注目を集めた。 2人は最近まで同市内での新婚生活の様子や自分たちのライフスタイルに対する哲学などをつづったブログを運営していた。 イ・ヒョリさんは自宅が知られ多くの人が見学しに来るようになったため別の場所に引っ越し、ブログも廃止したためファンらが心配していた。 済州島に移住せずにセカンドハウスを持ったりカフェやホテルを運営したりする著名人も多い。 米グーグル傘下の英グーグル・ディープマインドが開発した人工知能(AI)「アルファ碁」との世紀の対決に挑戦した世界トップクラスの囲碁棋士、李世ドル(イ・セドル)九段は今年3月、済州英語教育都市に妻と娘が住むマンションを購入したとされる。 また、女優の
キム・ヒエさんは09年に2人の息子が済州島のインターナショナルスクールに入学したことを機に同島南部の西帰浦市にセカンドハウスを購入した。 BIGBANGなどが所属するYGエンターテインメントの梁鉉錫(
ヤン・ヒョンソク)代表も西帰浦市のロッテアートビラズにセカンドハウスを持っている。ロッテアートビラズにはレストランやフィットネス、ラウンジ、サウナなどが併設されている。 俳優のソル・ギョングさんと女優のソン・ユナさん夫妻は済州島に戸建てを購入したとされる。 人気グループJYJのジュンスさんは昨年、西帰浦市にホテルをオープンさせた。 BIGBANGのG-DRAGONさんは済州市のカフェの運営に携わっている。 済州島の不動産は著名人の相次ぐ移住やセカンドハウス購入で価格が高騰している。 また、中国人による投資ブームや観光客の増加も不動産の価格高騰に大きな影響を与えている。 済州島を訪れる観光客は3年連続で年間1000万人を突破し、移住者は毎月1000人ずつ増えている。 済州道の元喜龍(ウォン・ヒリョン)知事は高級リゾート地を目指すとしながら、今後の計画について「済州らしさを守りながら、第2空港や道路などのインフラを整えたい。ヘルスケアタウンや韓流タウンを造成し韓流公演産業の活性化のため投資インセンティブを提供する」と話した。
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