チャンミン(東方神起) の最新ニュースまとめ
■朝鮮王朝時代の人物になりきる
ヴァンパイアのソンヨル(イ・ジュンギ)を中心に展開されるファンタジー時代劇が『夜を歩く士(ソンビ)』である。
チャンミンにとっては初めての時代劇。彼は演技のうえで、どんなことを工夫したのだろうか。
「今までの時代劇を参考にしました。まず、僕が時代劇の衣装を着てセットに立ったらどんな感じなのかを想像してみました。また、時代劇の経験が多い方々……特にイ・ジュンギ兄さんにいろいろ聞きながら少しずつ学んでいきました。なんといっても、イ・ジュンギ兄さんは、韓国で“時代劇といえばイ・ジュンギ”と言われるほどの俳優ですし、他の共演の方々も演技の経験が豊富なので、僕をとても助けてくれました」
時代劇に出演するときに難しいのは、言葉遣いと立ち居振る舞いである。とにかく、朝鮮王朝時代の人物になりきって、いかにも当時にこういう人がいたに違いないと視聴者を納得させなければならない。
その点で、チャンミンは想像力を働かせて、朝鮮王朝時代の人物になりきろうと心掛けたのである。
■真夏の時代劇の撮影は大変
ドラマの撮影には様々な苦労話が付き物だが、時代劇は特に苦労が多い。現代劇に比べて倍の労力をともなう、と俳優がよく口にする。
チャンミンも例外ではなかった。
「一番大変だったのは、汗だくなのにヒゲをつけなければならなかったり、暑い中で韓服を着なければならなかったことです。体力を管理することが一番きつかったと思います。とにかく体調を崩さずに最後まで撮影できるよう、からだにいいものをたくさん食べてやり遂げました。特に、たくさんの共演者やスタッフの方々がとても助けてくださって、撮影に適応することができました」
夏に時代劇を撮影するときは、韓服の重ね着で俳優は汗びっしょりになるという。しかし、暑苦しいところを画面に出してはいけない。いかにも涼しげにふるまう必要があるのだ。このあたりは、慣れないと難しい。
チャンミンも苦労が多かったことだろう。それでも、とても貴重な体験をしたことは今後に生きてくる。
■とても幅広い役柄に惹かれた
そもそも、兵役に入る前の最後の作品として、チャンミンはなぜ『夜を歩く士(ソンビ)』を選んだのだろうか。
「さまざまなオファーがありますが、兵役に行く前に僕が選択できる作品にどんなものがあるのかを考えました。そのとき、『夜を歩く士(ソンビ)』のシノプシスの評価がとてもよかったんです。僕が演じるならイ・ユンというキャラクターになるかもしれない、という話を聞いて、とても魅力的に感じました。序盤で見せる可愛らしい姿から宮中で生き残るために臣下たちと凄絶に争う姿まで、とても幅広い役柄でした。それで、とてもやりたい役だと思いました」
チャンミンとしても、本当にじっくりと検討したことだろう。兵役に入る前に、どんな作品を残せればベストなのか、と。
自分のイメージにピッタリ合った作品を残せれば、自分が兵役で芸能活動を休んでいても、作品が存在感を示してくれる。
それだけに、兵役に入る俳優は、直前に撮る作品に徹底的にこだわる。その作品がチャンミンにとっては『夜を歩く士(ソンビ)』だったのである。
今も、この『夜を歩く士(ソンビ)』を見ながら、チャンミンの芸能活動の復帰を待っているファンも多いことだろう。
■最善を尽くしたドラマ
もともと、音楽活動に集中していたチャンミンは、「機会があったら演技も一度してみたい」と思っていたそうだ。
その気持ちが通じて演技に取り組むようになると、「もっと学びたくなりました」と彼は意欲的になった。
始めた以上は、「もっとうまくなりたい」という気持ちが強くなったのだ。このあたりは、チャレンジ精神が旺盛な彼の真骨頂と言える。
そうやって俳優業にも取り組んできたチャンミン。『夜を歩く士(ソンビ)』に出演したことによって、俳優としての自分に何をプラスすることができたのか。
「最高の姿をお見せできた、と生意気なことは言えません。けれど、未熟な僕ができる最善を尽くしましたし、そのための努力もたくさんしました。それでも未熟な部分があるのは仕方のないことですが、努力した分だけ後悔もなく、とてもすっきりした気持ちで撮影を終えることができました。そんな僕の努力や、仲間の俳優・監督・スタッフの方々の血と汗が込められた作品が『夜を歩く士(ソンビ)』です。このドラマを見て温かい気持ちになっていただけたらうれしいです」
このように『夜を歩く士(ソンビ)』の魅力を語るチャンミン。彼の願いどおり、ファンはこのドラマを見て、温かい気持ちになっていることだろう。
文=「ロコレ」編集部
(ロコレ提供)
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