陸軍の兵長の階級章
陸軍の兵長の階級章
2015年3月31日に兵役入りして第55師団の軍楽隊に配属されたジェジュン。除隊は今年の大晦日で、残りは4か月となった。階級も9月からはいよいよ兵長になって、最後の軍務に励むことになる。

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■給料が上がり成長を実感できる

 陸軍では21か月の兵役期間の中で、二等兵(3か月)→一等兵(7か月)→上等兵(7か月)→兵長(4か月)と、4段階の階級を昇格していくことになっている。

 ジェジュンの場合は上等兵を終えて、9月から兵長になる。

 兵長になると、何が違ってくるか。

 わかりやすい点から説明すると、給料が上がる。2016年の基準では、上等兵の月給は17万8000ウォン(約1万7800円)だが、兵長になると19万7100ウォン(約1万9710円)になる。

 大スターから見ればわずかな金額だが、兵役期間中に給料が上がるというのは、自分の成長がわかってきて気分がいい。

 さらに言えば、兵長は職業軍人以外の兵役軍人の中では階級が最上位になるわけで、兵役も確実に最終段階に到達していることを実感できる。その喜びは、兵長になった経験がある人でないとわからないかもしれない。

■4か月で社会復帰に備える

 軍隊というのは、徹底した階級の世界である。

 階級が違えば、立場がガラリと変わる。中でも、兵長は兵役軍人ではその上がいないという意味で、気分的に相当な余裕ができる。

 さらに、体力的には二等兵や一等兵と比べて随分と楽になる。仮に二等兵がする仕事が100で、一等兵がする仕事が80だとすると、兵長は30くらいに減るかもしれない。それもそのはずだ。雑務は二等兵や一等兵がみんな代わりにやってくれるからだ。

 それらを含めて、兵長になって一番感じるのは「除隊が近い」ということだろう。これまで軍隊の中で17か月も耐え忍んできたのである。残り4か月というのは、感覚的には「アッという間」だ。

 この短い間に、兵長は社会復帰に備えた準備に入る。変化が激しい韓国社会は、21か月の間にめまぐるしく変わっている。

 そうした変化に対応するための情報収集や自己開発も兵長の期間の重要な仕事になるのである。

■上官との関係を良好に保つ

 兵長になって大事なことは、上官である職業軍人とうまく付き合うことだ。特に、韓流スターの場合は、上官からいろいろなことを頼まれるかもしれない。そういうときは、上官の機嫌を損なわないようにうまく立ち回る必要がある。そのあたりは、ジェジュンもわきまえているはずだ。

 また、陸軍の場合は入隊から18か月後に9日間の休暇をもらえることになっているので、ジェジュンも兵長になって1か月ほどしたら長い休みを取れるだろう。これを今から楽しみにしているに違いない。

 なお、今後の活動の中では、ジェジュンが10月上旬に開かれる地上軍フェスティバルに参加しないことが明らかになっている。

 地上軍フェスティバルは陸軍が行なう世界最大級の広報イベントで、昨年はジェジュンも参加したのだが、今年は出番がないという。残念だが、他の行事でジェジュンが大いに活躍することを期待したい。

文=「ロコレ」編集部
(ロコレ提供)


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