北朝鮮宣伝媒体「ネナラ」は16日、ホームページを通じて「一致団結の威力振り切って、全国が咸北道(ハムブクド)北部被害復旧戦闘に総決起、総集中」という題の記事を通じて、洪水被害状況を伝え、写真を通じて現場の姿も報道した。
公開された写真を見ると、洪水に巻きこまれ、家屋が上部だけ見せたまま泥の山に埋もれている凄惨な姿を確認することができる。また他の写真は洪水で切れた鉄道と橋梁一部が復旧の援助を待っているようすだ。
また、この記事を通じて「去る8月29日から9月2日、咸北道地区をさらった台風による水害は、解放後初めての大災難だった」として、豆満江(トゥマンガン)流域が観測以来最も多い降水量を記録し、豆満江が氾濫して会寧市(フェリョンシ)、茂山郡(ムサングン)、延社郡(ヨンサグン)、穏城郡(オンソングン)、慶源郡(キョンウォングン)、慶興郡(キョンフングン)と羅鮮市(ラソンシ)の一部地域が過酷な被害をこうむったと伝えた。
また、「現在までの総合調査資料によると、死者と行方不明者を含む人命被害は数百人に達し、6万8900人余りが閑地に残された」と報道した。
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