韓国にて1300万人を動員した「ベテラン」、インドアカデミー賞にて最多16部門を受賞した「きっと、うまくいく」など7カ国15作品が上映されるほか、シネマトーク、K-POPショー&トーク、シンポジウム、キムジャン(キムチ作り)フェスタなどのイベントも目白押しとなっている。
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同日、東京・新宿文化院にて行われた開幕式は、公式応援団の「THE 5tion」(ジ・オーション)のオープニングアクトで華々しく幕を開けた。そして、同映画祭の組織委員長・呉永錫(オ・ヨンソク)氏による力強い開幕宣言後、来賓祝辞が続き、元衆議院議員の海江田万里氏らが祝辞を述べた。
続いて、「風が吹く良い日」のイ・ジャンホ監督、「ひと夏のファンタジア」のチャン・ゴンジェ監督、昨年の同映画祭で上映された「スイートハート・チョコレート」の篠原哲雄監督の3人が登壇し、映画への思いを語った。
上映作品の半分が紹介された後、ゲストとして、「ベテラン」に出演した俳優チョン・マンシクが登場。「足を踏まれて骨折したんですが、その2日後には壁に上るシーンを撮影しました」と苦労話を明かすも、「常に楽しい現場で、楽しかった思い出しかありません」と当時の撮影を振り返った。
そして、「ベテラン」でメガホンを取ったリュ・スンワン監督は、チョン・マンシクより1歳上なのだそうだが、「韓国の映画監督の中で、1番面白いと思います」と明かし、「映画をご覧になると、監督のユーモアセンスが散りばめられています」と紹介した。
再び、上映作品の半分が紹介された後、ドン・ヒョンベが登場し、集まったファンから大きな拍手で迎えられた。「意味深い映画祭の広報大使に起用してきただき、ありがとうございます」とあいさつした後、自身も出演し、オープニング作に選ばれたT.O.P(from BIGBANG)主演「同窓生」の見どころについて、「僕がどれだけチェ・スンヒョン(T.O.P)をいじめるのか、そしてどれだけ殴られるのかを見てください」とニッコリし、「チェ・スンヒョンのまなざしがとても魅力的なので、そこにもぜひ注目してください」とPR。
そして、広報大使として、「いろいろな国の映画が上映されるので、楽しんで見てほしいです」と伝えた。
また、今回は特別に歌のステージも披露。ミュージカル「パルレ(洗濯)」のバラード曲「チャム イェッポヨ(本当にキレイです)」を伸びやかなキレイな歌声で熱唱し、会場をうっとりさせた。
さらに、祝賀公演として、公式応援団を務めるダンスボーカルグループ「B.Crown」(ビークラウン)、「THE 5tion」 もパフォーマンスステージを披露して会場を盛り上げ、開幕に華を添えた。
新大久保を拠点に、新大久保を飛び出し、新宿でも繰り広げられる今年の「新大久保映画祭」は、11月7日(月)まで開催される。
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