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11月9日(水)、渋谷のTSUTAYA O-EASTにて、オールスタンディングとなる東京公演を開催し、“カートゥンドル”(少女マンガから飛び出してきたようなビジュアルのアイドル)らしく、カッコよさとキュートさ、さらに面白さまで加えた凝った演出で、フロアをぎっしり埋め尽くした「L.O.∧.E」(=「NU’EST」のファン)たちを魅了した。
今回はメンバーたちが作詞、作曲に参加し、1日24時間をコンセプトにした韓国5thミニアルバム「Canvas」を引っさげた公演とあって、ストーリー仕立ての構成で幕を開けた。
ステージに、パジャマ姿の男性と執事が登場し、寝相の悪い男性がベッドで寝ていると、いつの間にかその男性がJRにすり替わっていて、寝ぼけているJRはミンヒョンからの電話で起こされる。
そして、同じくパジャマ姿のミンヒョン、レン、ベクホ、アロンも姿を見せ、オープニングは「Sleep Talking」。
歌い終えると、4人が舞台袖にはけ、1人ステージに残り、立ち寝をするJR。そこに、ミンヒョンがやってきて「立って寝てる!? いままで歌ってたの?スゲー」と感心していると、JRはまたもやベッドへ。すると、曲が流れ、起き上がったJRに「また歌うの?」と不思議そうなミンヒョン。そのまま2人で、「Canvas」の収録曲「Daybreak」を披露した。
JRから「来てたんだ?」と聞かれ、「来てたよ。一緒に踊ってたよ。いつまで寝ぼけてるんだよ!いま何時だと思ってるの?」とミンヒョン。コントのようなやり取りをしているところにアロンも加わり、深夜のテレビ番組を見るという流れに。スクリーンに映像が映し出され、レンとベクホが進行する「NU’EST COUNT DOWN」と題した番組が始まる。某音楽ランキング番組のように、CGキャラクターのような感じで、2人が軽妙なトークを繰り広げ、ファンの好きな曲ランキングを5位から順に発表!
赤を基調としたスタイリッシュな装いの5人がステージに登場し、「OVERCOME」、「ヨボセヨ」を熱唱。ファンの大きな掛け声もこだまし、熱気にあふれた。
再び、レンとベクホの「NU’EST COUNT DOWN」映像に切り替わり、「次はアゲアゲの曲だよ~」と3位と2位を発表。イスを使ったパフォーマンスの韓国デビュー曲「FACE」、UP系の日本オリジナル曲「Access to You」へと続き、会場一体で大盛り上がり。
「NU’EST COUNT DOWN」映像に戻り、ベクホが「いよいよ1位の発表だよ~」と1位の予想として、「やっぱり『ヨボセヨ』」とボケると、「それ4位だったわよ」とレンがつっこむといった絶妙な掛け合いが終わると、ステージでは1位の曲になった“雨男”「NU’EST」の名バラード「雨のち永遠」をしっとりと聴かせた。最後に、「NU’EST COUNT DOWN」の締めくくりとして、レンが「テレビの前のあなた、寝ちゃダメよ。ハイライトはこれからですよ~」、ベクホも「引き続き盛り上がるんだよ~」と呼び掛けると、今度は映像が、東京とソウルのリンク映像に切り替わり、「R.L.T.L」をBGMに、メンバーたちのキュートな姿がスクリーンに流れる。
すると、曲の途中でネイビーシャツに黒のパンツというシックでセクシーな衣装に着替えた5人がステージに現れ、パフォーマンスを披露するという一味違う演出でファンを楽しませた。さらに、メンバーたちの似顔絵が飾られるなどセットチェンジしたステージで、タイトル曲「Love Pain」をはじめ、「Look」、「Thank You」と「Canvas」の残りの収録曲を一挙に披露!「NU’EST」ならではの世界観を存分に発揮した。
JRの「皆さん、2016ジャパンツアーONE FOR L.O.Λ.Eへようこそ!」という言葉で、最初のMCへ。さっそくレンが「ファンの皆さんの顔がすごくキレイで、ちょっとまぶしいです」と甘い言葉を放つと、ベクホが「それは照明のせいで」と笑いに変えるなど、わちゃわちゃしたトークを展開。ステージに飾ってある似顔絵をレンが説明することになり、少女漫画の主人公のように美しく描かれた絵を見ながら、「やっぱり僕は僕ですよね。今と同じ。100%」と自分の似顔絵はそっくりだとアピールする一方、「アロンさんはぜんぜん違う」と言い、ベクホに至っては「説明したくない」と放棄。ミンヒョンは「50%」、JRは「20%」と辛口評価で、会場を爆笑させた。
そして、レンが一旦ステージ袖にはけ、ミンヒョンが「Canvas」について、「日本で初めてお見せするので、ワクワクしながら歌ったり踊ったりしました」と感想を語った後、ピコ太郎の「PPAP」が流れると、サングラスをかけ、ヒョウ柄のマフラーを巻いて、勢いよく飛び出してきたレン。すでにノリノリで、120%の力でモノマネをやりきり、会場を大いに沸かせた。
客席から「もう1回!」という声が飛び交う中、メンバーたちが今度はベクホに「1回見せて!」とふり、再び「PPAP」が流れると、ベクホを差し置いて、またもやレンがおいしいところを横取り。先ほど以上にハイテンションな様子で「PPAP」を歌い、観客も大合唱!レンの暴走に、「PPAP」の音源を流すのは、「1日1回にしてください」とスタッフにお願いするメンバーたちだった(笑)。
終盤は、「恋するWonderland」で、アクリル板にJRが東京タワー、アロンが文字を書くなど、お絵描きパフォーマンスを見せ、最後の曲「Beautiful Solo」ではメンバーたちもペンライトを持って、ファンと一緒に踊って盛り上がるなど、5曲をノンストップで畳み掛けて終了。
アンコールでは、ツアーTシャツ、パーカーを着たメンバーたちが再登場し、「Cherry」を歌った後、ファンがメンバーたちの写真を撮れるフォトタイムへ。メンバーたちは客席に向け、指ハートを作ったり、さまざまなポーズを取るファンサービスで、さらにファンとの距離を縮めた。そして、今度はメンバーたちが客席をバックに写真を撮り、ファンとの思い出をまた一つ増やした。
続けて、2曲を歌い終え、充実感漂う表情を浮かべるメンバーたちは、一人ずつあいさつ。アロンは「久しぶりにファンの皆さんに会えてうれしかったです。これからも頑張りますので、よろしくお願いします!」と話し、ミンヒョンは「今回の『ONE FOR L.O.Λ.E』はスタンディングのライブが多いです。だから、皆さんと近くで会うことができて、一人ずつ顔が分かってうれしいですね。後ろにいる皆さんの顔もよく見えているので、心配しないでください。みんな可愛いですね~」とファンをメロメロにするメッセージを。
ベクホは「僕たちが歌う姿を見せることができて、本当に幸せです。皆さん大好き!きょう楽しかったでしょ?僕もです」とニッコリ。
ダンサーとスタッフに感謝の言葉を述べたJRは「今回もこんなにたくさん来てくれて、ありがとうございました!幸せです。また新しいステージがあるから、楽しみにしてください」と次の公演への期待をもたせ、最後に「4人の気持ちを込めてあいさつして!」と大役を任されたレンは「きょう楽しかったですか?(観客の声に対し)ちえがこいさい(声が小さい)」という名言に続き、「あ~たし さくらんぼ~」をファンと大合唱。「“さくらんぼ”に5人の心がこもっているので、その“さくらんぼ”を家まで持って帰ってください」とミンヒョンが上手くまとめ、ステージを後にした。それでもファンの声は鳴り止まず、ダブルアンコールに突入。
激しいダンスナンバー「Action」で、メンバーたちは最後までキレのあるダンスを披露し、ファンも大きな掛け声で、熱狂的なライブの幕を閉じた。
すると、誰もいないステージ上のスクリーンに映像が映し出され、ステージ裏からレンが「以上を持ちまして、終了致しました。ご来場いただきまして誠にありがとうございます。お気をつけてお帰りください」と退場アナウンス。最後まで飽きさせない演出を施し、今回はファンと近い距離で、新曲や人気曲を通して、パワーアップした姿を見せ付けた「NU’EST」。まだまだ多彩な魅力を秘めているような、さらなる可能性を感じさせたライブだった。
NU''EST_HELLO(ヨボセヨ)MV
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