【ソウル聯合ニュース】韓国の青瓦台(大統領府)は15日、朴槿恵(パク・クネ)大統領が親友の崔順実(チェ・スンシル)容疑者の国政介入疑惑をめぐる検察の聴取に向け、柳栄夏(
ユ・ヨンハ、54)弁護士を代理人に選定したと明らかにした。 柳氏は、朴大統領に対する聴取の時期や場所、方法などを検察の特別捜査本部と協議する。 柳氏は元検察官で2010年当時、ハンナラ党(現セヌリ党)の最高委員だった朴大統領の法律特別補佐官を務めた。14年から今年1月まで大統領直属機関の国家人権委員会の常任委員を務めている。 検察は16日までに朴大統領の聴取を行う方針だが、柳氏と青瓦台は準備時間が不十分で捜査状況によっては追加聴取が行われる可能性があるため、来週以降の聴取を提案するとみられる。 また、青瓦台は大統領の国政遂行への支障を最小限に抑えるために、書面による聴取が望ましいとの意見を伝えるとみられるが、対面聴取が必要とする検察の立場や徹底的な真相解明を求める国民の世論を踏まえ、検察と具体的な聴取方法について協議する予定だ。 対面聴取になる場合、青瓦台ではなく、別の場所で調整する可能性が高い。
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