サッカー韓国代表シュティーリケ監督、峠は越えても”非難終息”はできず
サッカー韓国代表シュティーリケ監督、峠は越えても”非難終息”はできず
サッカー韓国代表は、ウズベキスタンとのW杯アジア地区最終予選・A組第5戦で劇的な逆転勝利を収めた。万が一、この試合が敗戦となっていた場合、ウリ・シュティーリケ監督(62)の進退問題が浮上すると予想されていた。大韓サッカー協会が、ウズベキスタン戦の結果次第では、シュティーリケ監督の更迭まで考慮しており、監督を抜てきした技術委員会の辞職もあり得るほど、事態は深刻だったのだ。

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 ウズベキスタン戦での勝利で、事実上、当面の更迭プレッシャーからは解放されたと見るのが正しい。最終予選日程の前半を消化した時点で、本戦進出圏内である2位に位置し、1位との差は勝ち点1という点をみれば、悪い結果ではない。

 ひとまず”峠を越えた”とも言えるが、信頼より不安の方が大きいと各メディアは報じた。再び対戦する5チームとの試合で、果たして韓国がこれまでの5戦同様の結果を得ることができるのか、疑問視する声が多いのだ。

 守備は未だに不安で、攻撃もこれといった解決策を見出せずにいる。シュティーリケ監督は「うまくいっている」と一安心しているだけに、周囲はさらにイライラを募らせる側面もある。

 とはいえ、峠を越えたことは確かであり、シュティーリケ監督は”時間”を得た。来年3月、再びスタートする最終予選(第6戦)まで立て直しの時間が与えられたのだ。この期間で、自身の進退問題をクリアにすることができるのか、その手腕が試される。

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