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2回目のインタビューということでリラックスしたムードの中、二人の出会いから、新曲の制作エピソードまで、さらにニックネームや理想の男性像などユーモアを交え、たっぷりと語ってくれた。
<B>―昨日のライブを大盛況で終えた今のお気持ちはいかがですか?</b>
パク・セジン(以下セジン):とても緊張して100%出せなかったんですが、次回に向けてもっと努力して、次はもっと素晴らしい舞台をお見せしたいと思います。
<B>―昨日のライブで一番印象に残っていることは?</b>
キム・ユンジュ(以下ユンジュ):ファンの方が集中して私たちの歌を聴いてくださって、韓国のファンとはまた違った雰囲気でした。
<B>―まさにファンの方が聴き入っているという感じですね。</b>
ユンジュ:はい。すごく感じました。
<B>―11月3日には済州島でのフェスに参加されたお二人ですが、10月には長崎県対馬で開催された「TSUSHIMA BORDER ISLAND FES 2016」に「10CM」さんと共に参加されました。日本の音楽フェス初参加ということですが、韓国のフェスとは違いましたか?</b>
ユンジュ:小さな島でのフェスティバルでした。当日その島で結婚式が2組あって、住民の方がそちらに行ってしまったので、予想していたより観客の数は少なかったかもしれませんが、島の方たちが自発的に計画したフェスなので、招待していただいて私たちにとって、とても意味があるイベントでした。韓国のフェスと日本のフェスの違いですが今回のフェスは集中して聴いてくださるお客様が多かったと思います。逆に韓国のフェスのお客様はどちらかというとノリノリで楽しむといった感じですね。
日本でもそういうフェスティバルではみなさん楽しんでいると聞いてはいますが、今回は聴き入ってというお客さまが多かったですね。
(※同フェスティバルは島の30代の若者が中心者となって企画し、1年半前から準備されたもの。韓国と日本、国境の島対馬で開催される、島をあげた祭り。対馬でつながる『日韓×ミュージック× テクノロジー』)
<B>―お二人が音楽を志したきっかけを教えてください。</b>
セジン:私はもともと音楽がすごく好きで関心も高かくてよく聴いていました。音楽の先生になろうかと考えていて、音楽関係の仕事への勧めもあったりして、幼いころからピアノも習っていたので、進学先も音楽関係を望んでいました。最終的には自分が行きたい大学に行くまで時間がかかって、最初に入った大学は一学期で辞めてしまって、3年間はアルバイトをしながら過ごしました。このままでは絶対後悔すると思い、音楽を頑張ってみようと思い、入った大学でユンジュさんに会いました。
ふたりで仲良く音楽をやっていたら「OKDAL」になりました(笑)。
ユンジュ:私も幼いころからピアノを習っていて、そのあと声楽やヴァイオリンを習って、大学はクラシックピアノで入学したんですが、何か違うなと感じて作曲で入りなおした大学でセジンさんに出会いました。
<B>―お二人はすぐにデビューしたんですか?</b>
ユンジュ:いいえ。最初は友たちとして過ごしていましたが二人の初めての公演にたまたま、プロデューサーの方がいらしていて、私たちがとても楽しそうなので、自分のアルバムにフューチャリングしないか、参加しないかと誘われました。彼のクラブでの公演に一緒に出演するうちに「二人だけでやってみない?」とお誘いを受けて、オーディションを受けて二人で活動するようになりました。最初に声をかけてくださったプロデューサーが今の事務所の社長です。
<B>―ミニアルバム「RE:TAG」は日本でも iTunes、レコチョク等で好評配信中ですが、「RE:TAG」はお二人が日頃大切にし、歌い続けている曲をカバーした作品ということですが昨日は小田和正の「言葉にできない」をカバーされていましたが他に日本の楽曲をカバーするとしたらどんな楽曲になりますか?</b>
セジン:日本の曲は大好きで、もちろん、小田和正さんの「言葉にできない」も好きですね。それから「キリンジ」の「エイリアンズ」が好きですね。
ユンジュ:大橋トリオの「shine」。それからポニョ!
<B>―「崖の上のポニョ」はライブでも歌われてますよね。</b>
ユンジュ:私たちが韓国のフェスで「崖の上のポニョ」をバンドで演奏して日本語で歌ったんです。そしたらその日のフェスの中で一番反応が良く、盛り上がったんです。
<B>―先日アイルランドに行かれたとか。その時「Good Night」を作ったんですね。何かエピソードはありますか?</b>
セジン:アイルランドの観光地、モハークリップに行ったんですが、断崖絶壁でまるでスッパと切れているケーキみたいなところでした(笑)
打ち寄せる波が強くて、(そういった景色は)寂しかったり、暗い感じを受けると思いますが、そこでふたりで話していたら、お互い同時に「この強い波をしずめてあげたい。おさめてあげたい」という気持ちになりました。寂しい場所と感じられるところでもふたりで温かいものを探そうとする感性が一緒でした。そこで「Good Night」という温かい歌詞の子守歌ができました。
(ここで、モハークリップ(モハー断崖)の写真を見せてくれた二人)
<B>―日本には何回か来日されていますよね。</b>
ユンジュ:公演以外にも旅行にも来ましたし、このような公演以外にも俳優のコン・ユさんの招待で日本に来ました。コン・ユさんのデビュー10周年記念ファンミーティングが初来日でした。
<B>―日本に来たら必ず買って帰るものはありますか?おみやげとしてとか。</b>
ユンジュ:洋服です。日本には素敵な洋服が多いので。
お菓子のきなこもちと韓国で人気のロイヒつぼ膏(温感刺激の丸形はり薬)を買って帰りますね。
セジン:私はキーコーヒーのドリップオンです。母のリクエストで必ず買います。ロイヒつぼ膏も母に買っていきます(笑)
<B>―日本のファンたちとの交流を増やしていきたいということで、日本語を勉強中ということですが、いかがですか?</b>
ユンジュ:日本語の勉強の本は持ち歩いています(笑)昨日のライブのMCで覚えた日本語もすぐ忘れちゃうんです(笑)これからも日本語の勉強頑張ります。
<B>―日本のファンから掛けてもらったうれしい言葉はありますか?</b>
ユンジュ:「今まで韓国には一度もいったことがないけれど、『OKDAL』がいるから韓国に行きたくなりました」といわれたのがすごく感動しました。
セジン:私たちのライブの為に「鳥取から飛行機に乗ってきました」といって来てくれたファンの方がいて、すごくうれしかったです。
<B>―お二人のストレス解除法や、“これがあれば頑張れる”ということや物は何ですか?</b>
セジン:私はアメリカのドラマです。アメリカのドラマを見ながらビールを飲むのがいいんです(ニッコリ)
ユンジュ:私はストレスをどんどん溜めていきます(笑)溜まったストレスを運動や漢江を歩いて解消しています。最近どんどん寒くなって、歩けないのでストレスが溜まっていきます(笑)
<B>―最近はどんなドラマを見ましたか?</b>
セジン:題名は忘れましたがヴァンパイアのドラマです。それから「デスパレードの妻たち」です。
ユジュン:結婚していないけど(笑)
セジン:そのドラマで「結婚」とは、こういうものだと勉強しています(笑)
<B>―男性ファンは気になるところですが、スバリ!パク・セジンさんの理想の男性像は?</b>
セジン:マット・デイモンのボーンシリーズ。ジェイソン・ボーンが理想の男性です。寡黙で、男らしい人がいいですね。仕事ができて、自信に満ち溢れていて、リードしてくれる男性です。
<B>―キム・ユンジュさんは2014年6月に「10CM」 のクォン・ジョンヨルさんと結婚されていますね。お互いアーティストとして活動されていますが、結婚するにあたり、“これだけは絶対守る”というお二人のルールみたいなものはありますか?</b>
ユンジュ:結婚した時に一つずつお互い希望を出したんですが、彼は小言を言わないでほしいと、私は彼に教会に通ってといいました。この二つだけは守ろうと約束して、今まで結婚して一度も喧嘩したことはありません。
<B>―前回のインタビューでセジンさんはウニのお寿司が食べたいと話していましたが、いかがでしたか?</b>
セジン:ウニのお寿司は食べていなくて、美味しいとんかつを食べました。本当に美味しかったです。
<B>―今後日本でどんな活動をしていきたいですか?</b>
ユンジュ:日本で全国ツアーをしていきたいですね。あと、毎回コンサートに来てくださるファンの方のお顔を覚えているので、その方たちが一緒についてきてくれたらうれしいですね。
セジン:全国ツアーはもちろん共通の希望ですが、今は1年に一度くらいなので、2回、3回それ以上、頻繁に日本で公演できるようになれたらいいなと思います。そして何よりも初めてのワンマンライブがしたいです!
<B>―最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。</b>
セジン:もっとたくさんの歌をみなさんにお聴かせしたいです。頻繁に日本に来られるように努力しますので、また会いましょう。
ユンジュ:日本に来るたびにとてもありがたく思っています。新しいアルバムを引っ提げてまた、会いに来るので楽しみにしてください。今日本の公演については日本の事務所といろいろ話してますので期待していてください。
インタビューの終了を告げるとユンジュはワンピースのクリアファイルに気がついて、「ワンピースですか?私、ルフィーに似ているといわれていて、ニックネームが“ルフィー”なんです」と教えてくれり、セジンはソロカット撮影時に余程ウニが気に入ったのか、しきりに「ウニー!」を連発しながら写真撮影に応じるなどお茶目な様子を見せた。
インタビューは終始とてもチャーミングでユーモアセンス抜群の二人の魅力を存分に感じることができた時間となった。
同じ感性を持ち、まさに巡り合うべきして巡り合った「OKDAL」。透明感溢れる歌声とセンスあるトークでファンを魅了し続ける「OKDAL」の更なる活躍が期待される。
女性デュオOKDAL(オクダル)(屋上月光)よりメッセージ到着!
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