ロシアの代表的な北朝鮮通で環境・技術・原子力監督庁のプリコフスキー長官が共同代表を務める、北朝鮮・ロシア通商経済協力委員会のロシア側代表団が、来年3月に委員会活動を再開すると明らかにしたという。協力委員会は2000年10月に平壌で行われた第3回会議を最後に中断されていた。
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環境・技術・原子力監督庁広報室によると、主要議題は北朝鮮の労働力をロシア経済に活用する方策や鉄道連結、ロシアで生産される電力の北朝鮮への供給、ロシア産原油の北朝鮮での加工など。また、プリコフスキー長官が先月下旬、北朝鮮の対ロシア債務が80億ドルをやや上回ると発言していることから、債務調整問題についても話し合われるものと予想される。
プリコフスキー長官は先月モスクワで、協力委員会の委員長として、北朝鮮の金英在(キム・ヨンジェ)駐ロ大使と会っている。
ロシアと北朝鮮間の貿易は昨年が2億4000万ドル、今年は9月までで1億4000万ドルとなっている。
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