朴大統領、29日までの検察調査を拒否…特別検察官任命など日程上困難

韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領（64）が検察の29日までの対面調査要請を28日、拒否した。

ユ・ヨン の最新ニュースまとめ

　朴大統領側のユ・ヨンハ弁護士は検察の対面調査マジノ線を一日後に控えて「検察が要請した29日までの対面調査には協力できず、遺憾に思う」と明かした。

　彼は「大統領は急変する時局の収拾案の準備および明日（29日）までに推薦を受ける特別検察官候補の中から特別検察官を任命しなければならないなど、日程上難しい」と主張した。

　続けて弁護人として検察が27日、起訴したチャ・ウンテク被告と現在捜査中のチョ・ウォンドン前経済首席と関連した部分についての準備をしなければならないと強調した。

　検察は去る23日、3度目の朴大統領に対する対面調査を要請した。朴大統領を被疑者として立件した後、初めてだった。

　検察関係者はこの日、ユ弁護士の立場発表前に「特検が今日か明日中に決まる」とし「物理的な時間が多く残っていない」と述べた。

　検察は去る20日、崔順実（チェ・スンシル、60）被告とアン・ジョンボム前青瓦台（大統領府）政策調整首席（57）、チョン・ホソン前付属秘書官（46）を拘束起訴し、朴槿恵大統領を被疑者として立件。検察は朴大統領を職権乱用管理行使妨害、公務上の秘密漏えいなどの容疑の共犯と指摘した。