SBSで放送中のキム・ジョンウン、イ・ソジン主演ドラマ『恋人(原題)』で、キム・ギュリの演技が好評だ。常に主演女優を務めていた彼女が、助演という脇に回り、女優としての成熟ぶりを発揮している。

ユジン の最新ニュースまとめ

ドラマで演じる役と本人のキャラクターがずいぶん異なるため、最初は苦労が多かったが、最近では、自分にこういう面があったのかと発見し、喜びを感じているという。 いつしかユジンになり切り、画面で自分の演技を見て涙を流し、普段もユジンのことを考えるだけで胸が苦しくなるのだそうだ。

これまでは堂々とした都会的なイメージの女性を演じることが多かったけど、今回は女優として大きく変化したと言える。「これまでは現場に行くと、皆年上の人たちだったのに、今ではどこに行ってもこちらが先輩。デビューからもう約10年、歳も取って恋愛もして、これからが演技の見せどころだと思うし、何かをお見せできるのではと思います」と話す。

子役時代を経て、1988年に映画『囁(ささや)く廊下~女校怪談~』のヒットで一躍スターとなった。日本映画『秘密の花園』を原作とした映画『山銭水銭』、ホラー映画『友引忌』などで人気を博したが、アイドル的人気で、まだ女優とは言い難かった。子役スターから女優に生まれ変わる時期が遅れ、他の役者たちとは違ったタイプのように感じられる面もあった。自らも「自分なりに一生懸命でしたが、必死さはなかったのかもしれない」と振り返る。

自分より若くきれいな役者がたくさん出てくるのを見て、自分は忘れられているのだと悲しくなったこともあるという。挫折感のようなものも乗り越え、約1年半ぶりにドラマに復帰した。「これからは本当に何かを見せてやろうと決意したからこそ、また演技に挑戦した」と、力強く語った。


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