韓国に、「サンタリガ プロジドロク テジョップパダッタ」という言葉があります。料理の重さに耐えかねて、テーブルの足が折れるほど接待を受けたという意味で使われます。まさに、豪勢にどさっと、というイメージではないでしょうか。
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日本から来た習慣の中で「寸志」という言葉があります。読んで字の如く「相手にお世話になったお礼の気持ちを表わす小さな志」です。が、その習慣が韓国にわたると「寸志」と言いながら、中身はたいそうな金額が入っていることを意味します。
不用意に、日本式に「寸志」を受け取ったりあげていたりすると不都合が生じます。
ある韓国人の友人に、日本でゴルフをした後「チップをキャディーに渡したいのでいくらあげたらいいか」と尋ねられたので、「あげなくてもいいけど千円ぐらいあげたら」とアドバイスしました。
その友人は、そんなに少ないと恥をかく、もっと出すと言いましたが、私の意見を聞き入れ恐る恐る千円をチップとして渡しました。そうしたら、キャディーから「ありがとうございます」と心からお礼を言われたので、その友人はビックリして、「千円がこんなに価値があると思わなかった」と大満足していました。
文=権 鎔大(ゴン ヨンデ)
出典=『あなたは本当に「韓国」を知っている?』(著者/権鎔大 発行/駿河台出版社)
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