「PENTAGON」
「PENTAGON」
“2016年10月10日、10人のスターが誕生した”と告げてから、わずか2か月。
CUBEエンターテインメントの大型新人ボーイズグループ「PENTAGON」(ペンタゴン)がデビューから最速で2作目のミニアルバムを発売し、12月6日(水)ソウル・広津(クァンジン)区YES24 LIVE HALLにてショーケースを開催した。さらに同日の夜には、こちらも最速となる単独コンサート「TENTASTIC Vol.1~LOVE~」も開催。

PENTAGON の最新ニュースまとめ

 10月のデビューショーケースの時よりさらに豪華になったステージ、そして、ステージと会場を美しく照らす高機能プロジェクターの装置も印象的だ。予定時刻にショーケースがスタート。

 短いオープニングビデオが上映され、終了と同時に「PENTAGON」のメンバー10人がステージ上に登場!
大歓声の中、新曲「イェップム」が披露されると彼らのデビューアルバム「PENTAGON」では野生美溢れる曲調のタイトル曲「Gorilla」が特徴的だったため、新曲「イェップム」のキュートさに驚いた。歌唱の合間にもメンバーたちはそれぞれ可愛らしいポーズをきめたり、愛嬌を振りまいたりするようなダンスを見せるなど、華麗なるイメチェンに大成功だ。

 MCが登場し、あらためてメンバーたちの自己紹介へと移った。
2か月前にも“完成したアイドル”だと感じた彼らだが、ステージではよりグレードアップした姿が見られた。自己紹介はもちろん、受け答えにも余裕が見られ、MCや集まった記者たちにアドリブも見せる場面も。今回のショーケースでは前回口数が少ないと感じたウソクとユウトが積極的に自己アピールする様子が垣間見れた。ウソクは数日前に「修能(スヌン:大学修学能力試験)」を終えたためか、スッキリした印象で、受験の結果は「良い経験になりました(笑)」が彼の答えだった。

 2作目となるミニアルバム「Five Senses」はその名の通り“五感”を意味する。聴く者の聴覚、視覚、心までも満足させるというのがこのアルバムの特徴だと語られた。

 各々、作詞作曲ラップメイキングの才能を持つメンバーたちは、今回の作品でも制作活動に関わっているそうだ。1曲目に披露された「イェップム」はデビュー曲「Gorilla」同様にソ・ジウム氏が作詞を行った。

 続いて、ミニアルバムのタイトル曲である「Can You Feel It」のMV鑑賞、パフォーマンスへと続いた。

 デビュー以降、2か月という短い期間での2作目発表には、やはり時間的にかなり切迫したものがあったと語られた。この間、シンウォンの負傷という辛いトラブルにも見舞われた。また、「Gorilla」で活動をしながら「Five Senses」の制作も同時進行で行われていたという。

 タイトル曲「Can You Feel It」は、前作同様男らしさが特徴的な曲ではあるが、セクシーで、好きな女性に自分の思いを積極的にアピールするという、あらたな魅力が込められた作品だ。中毒性のあるビートと「カミオジ?(Can You Feel It?)」という、掛け声とも取れる歌詞が頭から離れない。

 また、10人のメンバーが織り成す華麗なダンスも注目したいポイントだ。MCから、「メンバーのなかで誰がもっとも強烈なパフォーマンスをしたと思うか?」と質問されたメンバーたちは、即座にウソクを指さした。
これに対しウソクは「僕のラップパートが始まる前に、大きく腕を回しながら登場するのですが、そのせいでしょうか」とまんざらでもない様子。

 彼はグループのマンネ(末っ子)でありながら、もっとも背が高く体格が良い。また、ポイントダンスとしてキノとフイより“指揮ダンス”が紹介された。イドンのラップに合わせて、指揮者が指揮棒を振るようなスピーディーでロボットのように正確な動きの振付だ。

 ここからは記者による質問タイムへと続いた。


<B>―シンウォンさんの膝の負傷の状態はどうですか?また、「Can You Feel It」のMVのなかでは、衣装の制服も印象的でしたが、誰が一番似合っていたと思いますか?</b>
シンウォン:ご心配をおかけしました。今は、治療をしっかり受けて、ダンスをするには問題のない状態まで回復しましたが、悪化しないように気を付けています。制服に関しては、僕がこんなことをいうのはアレですが、僕の衣装は肩幅を修繕してもらったんです。ちょっと小さくて…(笑)なのでそんな広い肩幅も含めて自分かなぁと。
キノ:「Can You Feel It」のMVでは今日着ているようなロックシックコンセプトのカッコよくセクシーな衣装も着ているのですが、これから歌番組などで色んな衣装を見せていきたいと思います。

<B>―デビューしてからこれまで短い期間でしたが、2か月でカムバック、コンサート開催、そして日本進出と色々な活動をされますが、お気持ちはいかがですか?</b>
ユウト:デビューしてすぐに日本進出も決まり、とても光栄ですが、日本のみならず「PENTAGON」が世界中の人々に愛されたらうれしいなと思っています。日本進出は、日本語が上手なメンバーもいるので問題なくできると思っています。
フイ:1枚目、2枚目のアルバム活動に加えて、単独コンサートの準備と、忙しいスケジュールではありますが、僕たちがこれまで愛された分のお返しだと思って一生懸命頑張りたいです。

<B>―みなさん、いい身体をされていますが、特別に身体づくりをしたりダイエットをされたりした方はいますか?</b>
ジンホ:活動の準備をしながら、一番よく聞くのが「痩せたね?」という言葉なのですが、「PENTAGON」のメンバーは全体的にあまり太らない体質です、僕以外(笑)僕だけいつもダイエットをしています。今回はとくに努力をしてもう少し減量しました。制服やロックシックな衣装を着こなすために運動を頑張りましたが、運動といえばなんといっても、ホンソクくんですね。
ホンソク:いい身体と言われて否定できない理由は、僕がとくに運動に関しては努力をしているほうなので。でも、1枚目のアルバムの活動の時にモニタリングをして、メンバーたちがさらにカッコよく映るように欲が出てきたようで、今はみんな食事に気をつかいながら一生懸命運動に励んでいます。最近は、個人のお金を寄せ合って、宿舎に運動器具を買って設置しました。

<B>―今回の「Can You Feel It」で狙いたいチャートの成績と公約を教えてください。</b>
ジンホ:前回の活動では残念ながら有名な音楽チャートにはランクインできませんでした。なので、今回の目標はチャートインですね。
キノ:今この場で相談してもいいんですか?僕たち「PENTAGON」は練習生の頃から冬になると、寒いお宅のために「練炭ボランティア」に行ってたんです。今年は歌手になって初めて迎える冬ですので、スケジュールが許すならば、チャートインした時の公約は「練炭ボランティア」なんていかがでしょうか?

<B>―前回のアルバムではメンバーたちが楽曲制作に積極的に参加したと聞きましたが、今回のアルバムではどうですか?また、デビューから短期間で多くの活動をされるにあたり、事務所からの期待もそれだけ大きいと感じますが負担に感じたりはしませんか?</b>
フイ:今回は、短い期間でのカムバックだったために、前回ほどにたくさん参加することができなかったのが少し残念に思います。なので、次回の作品では必ずたくさん参加できれば良いなと思っています。そして、事務所からの期待に関してですが、僕たちは心の底から感謝をしています。僕たち10人のために寝る間を惜しんで仕事をしてくださる事務所の方、スタッフの方がもっと大変だと思います。僕たちも1、2時間だけ寝て次のスケジュールに行くこともありますが、それ以上に大変な思いをされているみなさんに、いつも感謝していて、それにお返しできるように頑張りたいです。

<B>―活動をしながら、体力的・精神的に疲れた時はどんな風に乗り越えましたか?</b>
ヨウォン:「PENTAGON」にはマンネラインが3人いるのですが、しんどいなと思う時に、マンネたちが「兄さん!頑張りましょう!」と元気付けてくれるのが力になりました。

<B>―外国人メンバーのユウトさんとイェンアンさんに質問ですが、お2人は韓国でアイドルになりたくてこれまで頑張ってこられたかと思いますが、実際に韓国でデビューしてみていかがでしたか?</b>
ユウト:僕は小学生の頃からK-POPが好きで、とくに「SHINee」先輩のようになりたくて目標にしてきましたが、実際に収録の時に「SHINee」先輩にお会いすることができて夢のようでした。本当に僕もデビューできたんだなと実感しましたし、テレビでしか見たことのなかった方たちだったので、うれしかったです。
イェンアン:僕は「防弾少年団」先輩が好きで、憧れてきました。実際に先輩たちにお会いすると、テレビで見てきた姿と本物の姿が違うので刺激を受けました。本当にたくさん学ぶことができました。

<B>―全曲のラップメイキングに参加しているイドンさんに質問ですが、今回のアルバムのなかでイドンさんが一番愛着を感じるのはどの曲ですか?</b>
イドン:1枚目のアルバムでは7曲、今回は5曲のラップメイキングに参加していますが、どの曲が一番と選ぶのは難しいですね。なぜかというと、作業をする時にユウトを見ていると、ユウトは韓国語の歌詞を書くのに辞書を引きながら、文法はおかしくないか?などとたくさん質問をしながら頑張ってるんですね。僕たちが1時間でやることを、ユウトは3時間かかっても一生懸命頑張っているので、僕はユウトが選ぶ1曲を一番だと言いたいですね。
ユウト:僕は、どの曲も好きですが、やっぱりタイトル曲の「Can You Feel It」がいいですね。
イドン:そうだね!それにしよう!やっぱりタイトル曲が一番だよ!

<B>―ユウトさんとイェンアンさんは、現在外国で芸能活動をしているという状況ですが、デビューしてからそれぞれの国での反応はどうですか?今後日本や中国でどんな活動をしていきたいか、また、それぞれの国でどんな風に紹介されるとうれしいですか?最後に、故郷が恋しい時はありますか?</b>
イェンアン:まだ決まってはいませんが、これからは中国での活動もできるようになるとうれしいです。まわりの友だちからは「はやく『PENTAGON』オッパ(お兄さん)たちと中国に来て!」と言われています。
メンバーたち:“オッパ”ってことは、友だちは女の子ばっかり!? イェ~イ!
イェンアン:中国でも、「PENTAGON」の一員として、メンバー全員が注目されるとうれしいです。
ユウト:これから日本での活動も行いますが、「PENTAGON」が日本でもトップになれたらうれしいです。韓国で活躍している日本人のアイドルはまだそんなに多くないと思うので、いつかトップになりたいです。
イェンアン:韓国に来てすぐの頃は中国が恋しかったですが、今は慣れたし、まわりに助けてくれる人がたくさんいるので、もう大丈夫です。
ユウト:僕は、母と電話をする時、日本が恋しくなります。ずっと会えずにいるので…でも、もうデビューできたので、韓国でも一生懸命頑張っていきたいと思っています。


 1時間以上にも及ぶ「PENTAGON」の2作目となるミニアルバム「Five Senses」ショーケース。デビュー前からデビュー後も休みなく練習や準備に追われてきた彼らの努力がひしひしと伝わってくるイベントとなった。

 この後、そんな「PENTAGON」の賜物とも言える初の単独コンサートが同ホールで開催されたが、ショーケースが終わって外に出る頃には会場前を埋め尽くすほどのファンの人々が今か今かと入場の時を待っているようだった。

 今後展開される歌番組などのテレビ出演、そして12月10日には早くも日本で「PENTAGON FIRST SHOWCASE IN JAPAN」を開催。
日本活動への期待も高まるそんな彼らの動向から目が離せない!


Copyrights(C)wowkorea.jp 0