<FIFAクラブW杯>1年間走り続けた全北、望みは”有終の美”(提供:OSEN)
<FIFAクラブW杯>1年間走り続けた全北、望みは”有終の美”(提供:OSEN)
全北現代は、有終の美を飾れるだろうか。

チェ・ガンヒ の最新ニュースまとめ

 ことし1月、冬季キャンプのため召集されてから1年間、休む間もなく走り続けてきた全北が、シーズン最後の試合を目前にしている。

 全北は14日、大阪でマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ共和国)を相手にFIFAクラブW杯5・6位決定戦に臨む。

 チームの雰囲気は、決して良いとは言えない。準々決勝でクラブ・アメリカ(メキシコ)を相手に先制点を挙げながら、無念の逆転負け。準決勝に進出し、世界最高チーム=レアル・マドリード(スペイン)との対決を願っていた全北としては、ショックが大きいだろう。

 選手全員が疲労困憊の状態。試合後、チェ・ガンヒ監督は「明日には、みんなが倒れてしまいそうだ。明日は、選手の顔を見ないようにしようと思う」と話し、通常ならばリカバリートレーニングをおこなう予定だったが、試合翌日(12日)は全面オフとして、選手に自由時間を与えた。

 全北は、今シーズン出場機会が多くなかった選手たちにマメロディ・サンダウンズ戦でチャンスを与える予定だ。他チームであれば先発起用されてもおかしくない実力ある選手たちが、クラブ内のし烈な競争で機会に恵まれない状況。それでも、黙々と練習してきた選手たちが思う存分アピールする機会にもなる。

 とはいえ、出場機会の少ない選手たちへ日頃の感謝を伝えることがチームの試合目標ではない。「勝利で、有終の美を迎える」、これこそが全北の今シーズン最後の思いだ。

 チェ監督は「最後の試合を勝利で飾る」とし、「大会が終わったわけではない。プロ選手である以上、いかなる状況でもサポーターの前でベスト尽くす。そして、最高のラストを飾ることが我々の使命でもある」と前を見据えた。

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