朴大統領側、「弾劾される理由はない」…憲法裁判所に答弁書提出

朴槿恵（パク・クネ）大統領側が、国会の弾劾訴追に対して「弾劾理由がない」と答弁書で反発した。

　朴大統領側側の代理人イ・ジュンファン弁護士（57）ら3人はこの日午後3時、ソウル市内にある憲法裁判所に弾劾訴追意見書に対する答弁書と代理人選任を提出した。
　
　朴大統領側は、憲法違反行為と検察が明示した朴大統領の職権乱用権利行使妨害、強要、公務上秘密漏えい容疑、国会が追加した賄賂容疑すべてを否認する内容を答弁書に含めた。

　イ弁護士は、答弁書を提出した後、憲法裁判所にてブリーフィングを開き「事実関係と法律関係すべて争う」としながら、「極めて一部分に対してのみ、容疑よりは事実関係を認める」と明かした。

　また「憲法部分は、それ自体として認めるのは難しく、法律に対する部分は証拠がないため認めることはできない」とし、朴大統領の弾劾訴追事由を否認する内容を24ページにわたる答弁書に含めたと説明した。