元サガン鳥栖のキム・ミヌ、水原所属として鳥栖サポーターと再会 「期待をくれた2チームに心から感謝」

Kリーグは、Jリーグの”観客誘致努力”と”ファンサービス”を学ぶ必要があると見ている。サガン鳥栖が、チームで7年間活躍したキム・ミヌ（26）のために見せた優遇とファンサービスも、Kリーグが十分に参考にすべき事例だ。

キム・ミヌ の最新ニュースまとめ

　サガン鳥栖は去る12日、水原三星ブルーウィングスクラブハウスで水原との親善試合調印式をおこなった。2チームは来る2月18日、佐賀県鳥栖市で親善試合をおこなう。

　水原のチーム関係者は「サガン鳥栖からの提案で、今回の試合が決定した。サガン鳥栖サポーターが、水原へ移籍したキム・ミヌにもう一度会いたいという強い要望を伝え、この思いを聞いたチームが親善試合を提案した」と経緯を説明した。

　キム・ミヌはサガン鳥栖時代、サポーターに愛され続けた選手。2010年サガン鳥栖でプロデビューしたキム・ミヌは7年間、チームの主力選手として活躍した。チームがJ2からJ1へと昇格した際にも立役者として大きな役割を果たしたのだ。

　試合が決定したことを受け、キム・ミヌは「サガン鳥栖サポーターの前で、また試合ができて、とてもうれしい。意味深い機会を与えてくれた両チームに心から感謝している。よく準備して、水原所属として成長した姿をお見せしたい」と心境を伝えた。