CNBLUE の最新ニュースまとめ
ステージのライティングとお客さんが持つペンライトで会場中が真っ青に染まるなか、メンバーがステージに現れると、メジャーデビュー曲「In My Head」からライブはスタートした。ステージ前面ではボコボコと炎が吹き上がり、広い会場の隅々まで響きわたる骨太のロックナンバー。その爆音に負けないお客さんの熱狂的な声援が、これから始まるライブへの期待感を物語っていた。「名古屋、お待たせ!」と、あいさつを交わしたジョン・ヨンファ(Vo)。「Where you are」、イ・ジョンシン(B)がタッピング奏法で魅せた「Let‘s Go Crazy」へと、今回はこれまでの「CNBLUE」のディスコグラフィーを総括する5周年ならではの選曲でライブは進んでいく。
軽やかなポップナンバー「LOVE GIRL」ではノリノリで体を揺らしながら歌ったヨンファが「今日は5周年だけど、50周年も可愛い感じで“LOVE GIRL”をやりましょう!」と笑顔で伝えると、会場はひときわ大きな歓声に包まれた。イ・ジョンヒョン(G)がギターからピアノへと楽器を変えて届けた美しいバラード「Be OK」など、豊かな音楽性で様々な景色を見せてくれるのが「CNBLUE」のライブ。「Take me higher」から突入したロックゾーンでは、カン・ミンヒョク(Dr)が叩き出すパワフルなドラムがバンドを底から支えていた。
カラフルな照明がステージを彩った「Face to face」からクライマックスに向けて、ますます会場はヒートアップしていった。「Wake up」ではステージから伸びた花道に移動したヨンファがマイクを通さずに生声で巻き起こしたコール&レスポンスで会場が一体になると、最後のMC。 ジョンシンが「今回は5周年のツアーだけど、2009年から皆さんと会ってるから、もう7年目でもあります。いつもありがとうございます!」と感謝の気持ちを伝えると、今回のツアーのタイトルでもあり、“幸福”という意味を持つ最新アルバム『EUPHORIA』のリード曲「Glory days」を会場のお客さんと共に歌い上げて、ライブを締めくくった。“まだ見ぬあの場所へ どんなことだって乗り越えていこう”。そう歌われる優しいメロディは、国境を越えて結ばれたバンドとファンとの絆を感じさせるものだった。
Photographer:田中聖太郎
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