2017年の「アイドル陸上大会」で一躍スターとなったのは日本人のRUI(ルイ、22)だった。(提供:OSEN)
2017年の「アイドル陸上大会」で一躍スターとなったのは日本人のRUI(ルイ、22)だった。(提供:OSEN)
2017年の「アイドル陸上大会」で一躍スターとなったのは日本人のRUI(ルイ、22)だった。

GFRIEND の最新ニュースまとめ

 RUIは30日に放送されたMBC旧正月特集「アイドルスター陸上アーチェリー新体操エアロビック選手権大会」女子60メートル走に出場し、金メダルを獲得した。圧倒的だった。優勝候補の「GFRIEND」ユジュ(19)、「gugudan」セジョン(20)らをおさえた結果だ。

 奇跡でもあった。まだ所属のガールズグループ「H.U.B」はデビューもしておらず、自身はソロシンガーとしてデビューは飾ったものの名を広めるには至らなかった。無名に近い知名度“ゼロ”の歌手が「アイドル陸上大会」放送後、ポータルサイトの検索語上位に浮上し、関連記事も相次いだ。

 それは突然のスター誕生となった。歌手になるため日本から韓国に渡って4年で、名を広めるのに成功したRUI。果たしてこの勢いで、「H.U.B」の成功的なデビューを導くことができるのか期待が集まる。

-1位となった心境は。
日本にいた頃から「アイドル陸上大会」は出演したい番組でした。金メダルまで獲得して本当に驚きましたし、うれしいです。実際、危機もあったんです。出場する1週間前に物が落ちてきて足を負傷しました。練習量が不足し、心配しました。それでも1位になれて本当に幸せです。

-金メダルを獲得し、最初に思い浮かんだのは。
メンバーたちです。母と事務所代表のことも思いました。一人だけではなく、瞬間的にパノラマのようにかすめていきました。泣くのも我慢しました。後にメンバーたちも泣いて、わたしも泣きました。

-運動神経が良いようだが。
中学校の頃、学校のクラブでバスケットボールを1年間しました。それ以降はスポーツをしたことがなく、走るのもとても久しぶりでした。

-ライバルは誰だった?
銀メダルとなった「GFRIEND」ユジュ先輩です。もともと走るのが速く、フォームもきれいです。終わってから互いに「お疲れ様でした」とあいさつしました。

-放送当日からRUIが話題だが。
まだ1位を獲ったことも信じられません。これからはステージで良い姿をお見せしたいです。2月初めにデビュー予定なので、今回の「アイドル陸上大会」が良いスタートになったようです。

-“ルサインボルト”というニックネームまで付いたようだが。
初めはどういう意味かわかりませんでした。有名なスポーツスターと比較され感動です。

-所属グループについて。
多才多能なグループです。リーダーは米国に住んでいたため英語が堪能で、わたしは日本語ができます。作詞・作曲ができるメンバーもいて、振り付けができるメンバーもいます。いろんなことができるグループなので、さまざまなカラーを見せられるのではと思います。スタイルはガールズクラッシュのような雰囲気です。

-韓国で歌手活動をする思いになったきっかけは。
先に母が韓国が好きでした。母から韓国の文化をたくさん学び、わたしは特にヒョナ先輩(24、元4Minute)が好きでした。音楽もスタイルも自身だけのものがあってカッコいいです。
わたしは高校生のときモデルをしていたのですが、それよりも踊ったり歌を聴いたりすることが好きでした。日本の音楽よりは韓国の音楽を好んで聴きましたね。アイドルの群舞(揃ったダンス)やそういったスタイルにハマったようです。アイドルスターになりたいと思うようになり、歌手という夢を抱いて韓国に渡りました。もう4年目になります。

-4年間デビュー準備をしながら、大変なこともあったと思うが。
たくさん泣きました。メンバーが決定するまで多くの子が去っていきました。少し仲良くなったらいなくなり、また新しいメンバーが入り…こうして時間が流れて、ある瞬間、わたし一人だけが残っていたんです。信頼していた子たちがいなくなって、とてもつらい思いをしました。
また、韓国に来るために日本でアルバイトをしましたが、そのお金が底をつき心理的に不安だったことも。稼げるようにはやくなりたかったです。

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