体感体育会は札幌で開かれる冬季アジア大会に韓国選手団が宿泊する宿泊先を変更してほしいと大会組織委員会に要請したと1日、明らかにした。
当初、韓国選手団は大会公式宿泊先であるアパホテルに宿泊する予定だった。しかしアパホテルには客室ごとに右翼傾向の書籍が置かれており、問題となった。
書籍には慰安婦の強制動員、南京大虐殺を否定する内容が込められている。
これに大韓体育会は大会組織委員会に是正を要請し、組織委員会は問題の書籍を撤去することに決定した。問題はひと段落したように見えた。
しかし、大韓体育会は去る31日、選手たちが問題のホテルに宿泊すれば競技力にも影響を及ぼす可能性があると判断、組織委員会に宿泊先変更を要請した。組織委員会側はすぐに肯定的な回答を送ってきた。
現在、大会組織委員会は選手団の宿泊先変更を検討している。韓国だけでなく中国側からも変更要請があったため、宿泊先変更の可能性は高い。
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