＜女子サッカー＞韓国代表監督、北朝鮮アウェイ戦控えコメント 「15万人の観客に勝たなければ」

韓国女子サッカー代表チームのユン・ドクヨ監督は13日、北朝鮮戦を控えて選手リストを発表。このリストには、3月のキプロス・カップで召集が見送られていたイ・ヨンジュ、チョン・ガウル、ソ・ヒョンスクらも含まれた。

ユン・ドクヨ の最新ニュースまとめ

　韓国女子サッカー代表は、アジアカップ本戦出場権と2019年国際サッカー連盟（FIFA）女子ワールドカップ予選を兼ねた4月の平壌（ピョンヤン）アジアカップ予選を控えている。

　ユン・ドクヨ監督率いる代表チームは来月2日、中国・北京を経由し、アジアカップ予選が開かれる北朝鮮・平壌に入る。現在、韓国代表は1位を維持しているが、2018年アジアカップ本戦に進むためには、北朝鮮との2次戦が事実上、アジアカップ本戦進出の山場になるとみられる。

　ユン・ドクヨ監督は「北朝鮮代表チームは、ユースワールドカップで優勝したチームから8人が合流した。北朝鮮サッカーは特殊性がある。その点をよく把握し、準備しなければならない」とし、「来週からフィジカルトレーニングをおこなう。北朝鮮の攻撃を止める準備も必要とみている。前線でのプレッシャーが強い戦術であるため、守備陣がうまく対処できるようにトレーニングを強化する計画だ。攻撃面に時間がかけられるようにしたい」と説明。

　また「15万人の観衆の声とアウェイの雰囲気に勝つ必要がある」と強調した。