朴前大統領宅にアン・ボングン元大統領府秘書官名義の通信料金告知書届く
朴前大統領宅にアン・ボングン元大統領府秘書官名義の通信料金告知書届く
憲法裁判所の罷免決定を受けた韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領(65)の私邸前にアン・ボングン元前青瓦台(大統領府)国政広報秘書官(50)名義の通信料金告知書が配達され、その背景に関心が集まっている。

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 16日午前9時30分頃、ソウル・江南区(カンナムグ)・三成洞(サムソンドン)の朴前大統領宅には郵便局宅配箱や書類封筒束が届けられた。その中にKT通信料金告知書が含まれていたが、受取人に「アン・ボングン顧客様」と書かれていたことが確認された。

 通信料金告知書やカード明細書は個人情報の一つと見なされ、名義人宛に直接配達される。また、本人だけが閲覧できるように注意書きが添えられるのが普通だ。しかし、アン元秘書官の名が記された告知書が朴前大統領宅宛に配送されたのだ。

 これに関してはさまざまな推測が可能だ。まず“ドアノブ3人衆”と呼ばれたチョン・ホソン元大統領秘書室付属秘書官(48)が拘束起訴された状態で、朴前大統領の生活を助けられないため、アン元秘書官が代わりに家事などを任されていることがあり得る。

 また、既にパク・ヨンス特別検事チームが確認したように、朴前大統領はイ・ヨンソン行政官が開通して渡した、いわゆる“チャミョンフォン”を通じて崔順実(チェ・スンシル、60、拘束起訴)らと連絡を取っていたことが分かっている。朴前大統領がアン元秘書官の名前でも“チャミョンフォン”を契約し使用していた可能性も排除できない。

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