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スクリーン一面に映し出された桜の写真とその周りに並べられているバルーンのステージは春のワクワク感を演出し、ファンの期待度を高める。暗転したステージから「Oh~Yeah~」と歌い始めが聞こえると、新曲の「Oh yeah!! 」がツアーのトップ曲だとわかりファンは一斉に立ち上がった。白のブレザージャケットにネクタイ姿の男子高校生スタイルで登場した6人に、ファンは手を振り、うちわやボードをかざしてアピールした。春らしく、ピュアでさわやかな楽曲を満面の笑みで披露するメンバーと共に、ファンもスクリーンに映し出された歌詞を口ずさみ、振り付けを一緒に踊るなど、一曲目から早くも会場が一体となっていた。
日本デビュー曲「YOU=HEAVEN(JPN ver.)」と「七色デイズ」を軽やかに歌いきると、「『SWING』(=「SNUPER」のファン)の皆さん、僕たちのファーストライブへようこそ!! 」と両手を広げてウェルカムポーズをするメンバー。今回のツアーのコンセプトが学園の設定ということで、「SNUPER学園に新しく入った友達がいます。1人ずつ自己紹介をしていきます!」と始まり、「SNUPER学園1年S組、ボーカルを担当している優男のサンホで~す」、「同じく1年S組、キラキラ末っ子セビンです」、「皆さん、オッハー!1年ウサギ組(笑)スヒョンです」、「僕は学級委員長の、テウンです」、「恋の落とし穴を担当している、サンイルです」等可愛らしいあいさつをする中、唯一低い声で「おはよう。1年S組、ウソンだ!」と男らしいあいさつをしたウソンに会場が沸き上がった。
トークコーナーでは、MCが担任の先生となり「日本語の授業」に見立てて、単語テストに挑戦。スクリーンに映し出される絵を日本語で答えるという内容のものだが、1問目(リンゴの絵)が映し出されるやいなや、メンバー全員が立ち上がり先生に詰め寄りアピール。最初に回答権を得たサンイルだが「アップル」とまさかの英語で、さらにスヒョンが「赤いアップル」と立て続けに不正解をだし、教室(ステージ)は大盛り上がり。2問目のライオンの絵も、「ライアン」と答えるウソンに大はしゃぎのメンバー。客席から「ライオン!」と助け舟を出してもらい正解となるが、他のメンバーから「ずるい!」と指摘されゲームそっちのけで言い合いに。担任が「早くも学級崩壊ですね(笑)」とまとめると会場は笑いに包まれた。
続いての発音テスト(日本語の早口言葉に1人ずつ挑戦)になると、メンバー全員が苦戦。「かえるぴょこぴょこ~」などの早口言葉を、まるでお経?のように唱えるメンバー、ラップのビートに合わせリズミカルに発音するメンバー、高速で押し切るメンバーなど、独自の方法でクリアしていく姿をファンは応援した。メンバーがわちゃわちゃとじゃれあう様子を見ていると、まるで男子校に潜入しているような気分になり、メンバーもファンも楽しい一時を過ごした。
学生服姿とは一変、タートルニットなどのカジュアルスタイルにチェンジしたステージではユニットで楽曲を披露。会場のテンションを次から次へと変化させていった。
テンションが高くなっているメンバーはその勢いでダンスナンバーを完ぺきに披露し、ファンを存分に楽しませた。
最後のあいさつでは、「今日はこれから2部がありますので、また2部で会いましょう!(笑)」ウソン、「この瞬間を永遠に僕の心にしまっておきたいと思います」スヒョン、「皆さんと過ごした時間が人生で一番楽しい思い出です」テウン、「今、僕は本当に嬉しいです!」セビン、「皆さんがいるから僕たちがいる!」サンイル、「今日の気持ちは絶対に忘れません。皆さん、愛しています!」サンホ、と初の単独ステージの感想を明かした。アンコールでは、新曲の「Oh yeah!」と「七色デイズ」を再度歌い、最後までエンジン全開で駆け抜けた約2時間半の公演だった。この勢いは次の名古屋と大阪へときっと続いていくだろう。
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