【ソウル聯合ニュース】韓国の検察特別捜査本部は収賄などの容疑で逮捕された朴槿恵(パク・クネ)前大統領に対する本格的な取り調べを週明けから行う。 検察は取り調べを3日にも行う方針だが、朴氏側の準備状態や検察との調整などを考えると、4日以降が有力とされる。取り調べは捜査本部関係者らが、朴氏が収監されているソウル郊外のソウル拘置所を訪れて行う形が有力視される。 朴氏の拘留期限は今月19日までの20日間。検察は19日までに十分に取り調べた上で裁判にかけなければならず、調べを急ぐ方針だ。検察関係者は朴氏の取り調べについて、「今週初めを検討している」として、「あす(3日)も可能性がなくはない」と述べた。 取り調べは朴氏を検察に呼び出すか、ソウル拘置所で行うことを検討している。朴氏を呼ぶ場合は警備問題などで複雑な手続きが予想され、拘置所で取り調べを行う案を中心に検討しているとされる。 一方、朴氏が罷免・逮捕されるまで、弁護人団の対応戦略に問題があったとの指摘があり、弁護人団が入れ替わる可能性があるとの見方が出ている。まだ辞任届を提出した弁護人はいないとされる。現在、朴氏の接見や取り調べの準備などは柳栄夏(
ユ・ヨンハ)弁護士が中心となって行っている。
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