長嶺安政駐韓日本大使、今夜帰任…大統領代行と面会へ「少女像の早期撤去を促す」

長嶺安政駐韓日本大使が黄教安大統領代行に会い「日韓合意の着実な履行」を促す方針だ。4日、日本メディアが報道した。

　メディアによると、昨年末、釜山総領事館前に少女像が設置されたことへの対抗措置として、1月9日から一時帰国していた長嶺大使はこの日午後の航空便で韓国に戻る予定だ。また、長嶺大使と共に森本康敬釜山総領事もこの日、帰任する。

　これに関連し、長嶺大使はこの日午前、首相官邸で帰任を報告。菅義偉官房長官から「任務に万全を期してほしい」との指示があったと伝えられた。

　メディアは長嶺大使の帰任後の主要任務として、韓国政府に慰安婦少女像の早期撤去を促すこと、北朝鮮の核・ミサイル開発に対する日韓の協力強化、そして、来月9日の韓国大統領選に関する情報収集・分析を挙げた。