【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の故金正日(キム・ジョンイル)総書記の誕生日の贈り物購入を名目に在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が強制的な募金活動を行い、問題になっていたことが分かった。 韓国外交部が11日に公開した1986年の外交文書によると、朝鮮総連が同年、金正日氏の誕生日の贈り物購入費として50億円を計上し、朝鮮総連に所属する商工業者を対象とした募金要請が行われていた。 1985年には朝鮮総連中央本部が使用するビルの建て替え費用として30億円を集めていた事実も明らかになった。 朝鮮総連の会員を対象とした各種の募金要請が絶えず、内部で不満がくすぶっていたと外交文書は伝えた。 一部の会員は強制募金に不満を持ち、匿名の抗議文を大量に配布し、朝鮮総連中央本部が回収する騒動も起きたという。 朝鮮総連が高額の募金によりどのような贈り物をしたのかについて具体的な言及はなかった。金正日氏は2011年末に死去した。
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