趙俊赫報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
趙俊赫報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は13日の定例会見で、米中首脳が米フロリダでの会談から間もない12日に北朝鮮核問題をめぐり電話で協議したことに対し、「米中の首脳部が北核問題の重大性と緊急性について認識を同じくし、問題解決に向けた明確な意志を国内外に示した」と評価した。その上で「米国との緊密な協力の下、(北朝鮮に大きな影響力を持つ)中国のより建設的な役割を引き出すための努力を続ける」と述べた。 趙氏は一方、日本の外務省が「海外安全ホームページ」で北朝鮮の核実験や弾道ミサイル発射に触れ「朝鮮半島情勢に関する情報に注意してほしい」と呼び掛けたことについて、北朝鮮核問題の重大性は存在するものの、一部で取り沙汰されている「4月朝鮮半島危機説」には根拠がないと述べた。韓国の交流サイト(SNS)などでは「4月に米国が北朝鮮を攻撃する」といった危機説が急速に広がっており、政府は沈静化を図っている。 趙氏は、16~18日に予定されているペンス米副大統領の来韓にも触れ「韓米同盟のレベルで対北問題での協力に関する明確なメッセージの発信があるだろう」と伝えた。
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