【ソウル聯合ニュース】韓国を訪問中の
ペンス米副大統領が17日、南北軍事境界線に接する非武装地帯(DMZ)を訪れた。 韓国軍関係者によると、ペンス氏はこの日午前10時ごろヘリコプターで板門店の共同警備区域(JSA)の警備大隊であるキャンプ・ボニファスに到着。将兵らの服務状況を視察し、激励した。南北軍事境界線からわずか25メートル先にある最北端の見張り台にも立ち寄って北側の様子を確認した。 ペンス氏が訪問したキャンプ・ボニファスは、1976年8月にポプラの木を切ろうとした米兵2人が板門店で北朝鮮兵によって殺害された「ポプラ事件」で殉職したボニファス大尉の名前を取って命名された部隊だ。この事件で、朝鮮半島は戦争一歩手前の状況に直面した。 ペンス氏が同キャンプを訪れるのは、北朝鮮による戦略的挑発の可能性が高まる中、万一挑発を強行した場合に圧倒的な軍事力で応酬するとの意思を示したものと解釈される。
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