これまで大衆文化界は、セウォル号沈没事故の過程で浮かび上がった韓国社会の問題点を映画やドラマを通して継続して指摘してきた。

 3年前の記憶を忘れず力を尽くしてきたのだ。時には隠喩的に、時には直接的に危機に無責任な政府を批判した。

 昨年の興業作「釜山行き」と原発事故を描いた「パンドラ」。これらも国民の安全と保護という国家の基本的な義務を再確認させている。