「Boys Republic」左からソヌ、ミンス、スウン、ソンジュン、ウォンジュン
「Boys Republic」左からソヌ、ミンス、スウン、ソンジュン、ウォンジュン
アーティストのライブ映像に、ドラマがMIXされた新形態によるテレビドラマ「今夜もLL(LIVE&LOVE)」(TOKYO MX)。実際のライブ映像と、そのアーティストが主人公のドラマが同時進行し、ストーリーテラーのふかわりょうを迎え、4話完結の3つのオムニバスストーリーで構成されており、新感覚ドラマとして話題を集めている。

Boys Republic の最新ニュースまとめ

 4月12日(水)からスタートしたエピソード1は、パクドルwithアルスマグナ×岡本玲の「私の頭の中のパクドル」、5月10日(水)からスタートするエピソード2は「Boys Republic」×葵わかなの「君の瞳に花束を」、6月7日(水)からスタートするエピソード3は「WEBER」×山崎紘菜の「僕らのライブ大事件」。
5月1日(月)に同ドラマ出演のパクドル&HERO、「Boys Republic」、「WEBER」による合同撮影・取材会が行われた後、エピソード2に主演した「Boys Republic」がインタビューに応じてくれた。

 抜群の歌唱力を持つリーダーのウォンジュン、努力家で甘いマスクのソヌ、メンバー1度胸の良いパフォーマーのソンジュン、クールで個性的なラップ&ダンス担当のミンス、ハンサムな末っ子スウンの5人で構成された「Boys Republic」は、2016年9月28日に1stシングル「Only Girl」で日本デビュー。2017年はシングル3枚同時リリースを皮切りにスタートを切った。
2010年に公開した「超新星」の映画「君にラヴソングを」のリメイク版となる「君の瞳に花束を」で、テレビドラマ初主演を飾り、5月24日(水)には、同作のエンディングテーマにもなっている5thシングルのバラード「流れる星に花束を」をリリース!同曲はドラマのストーリーにもリンクして制作され、ただまっすぐに愛する人のことを思う歌詞は感涙必至の仕上がりになっている。日本での活動も増え、さらなる活躍が期待されている「Boys Republic」が、ドラマの撮影秘話や新曲についてたっぷりと語ってくれた。


<B>―今回「君の瞳に花束を」で、日本のドラマに初出演で初主演されましたね。</b>
ソヌ:ドラマ出演の話を初めて聞いたとき、本当にうれしかったです。撮影に入るのがすごく楽しみでした。
スウン:僕も話を聞いたとき、本当にビックリして。そして、撮影現場では、スタッフさんが優しくて、本当にありがたかったです。(葵)わかなさんも本当に優しかったです。
ソンジュン:日本語のセリフがあって、発音の面では大変だったんですが、周りのスタッフさんが助けてくださったので、すごく感謝しています。
ミンス:「今夜もLL」が、「Boys Republic」のことを日本の皆さんにもっと知ってもらうことができるいい機会になったと思います。

<B>―「君の瞳に花束を」は、超新星の映画「君にラヴソングを」のリメイク版なんですよね。</b>
ウォンジュン:「超新星」さんの映画は、ちょっと悲しいんですけど、僕たちのドラマはもっと明るい内容なので、オリジナル版とはまた違う見どころがあって、楽しめると思います。

<B>―スウンさんがヒロインのひかり(葵わかな)と恋愛模様を展開していきますが、演じていて難しかったことなどはありますか?</b>
スウン:発音、イントネーションが韓国語と違うので、そういうのがちょっと難しかったのと、撮影は冬だったんですけど、5月に放送されるので、春の服を着なくてはいけなくて、夜の海での撮影がすごく寒かったです。でも、基本的には発音以外、楽しく撮影できました!

<B>―恋愛感情を表現する演技などは?</b>
スウン:それは大丈夫だったんですけど、怒るのに慣れていなくて、「はぁ?」とかもそうだし、怒ったときの言葉がスラスラ出ないので、怒る演技が難しかったです。普段使わないような言葉だったので。
ミンス:僕もスウンに「ふざけんな!」と言うセリフがあるんですけど、イントネーションがよく分からなくて、緊迫したシーンなんですけど、スウンとたくさん笑いながら撮った記憶があります。発音が難しかったです。
(メンバーたちが、「ふざけんな!」を連呼)
スウン:ミンス兄さんが、「ふざけんな!」って言わなきゃいけないのに笑っちゃって、何度かNGを出しました。笑いが止まらなくて。

<B>―ミンスさんは、普段強く怒ることってあるんですか?</b>
ミンス:あんなに大きく怒ったことはほとんどなくて…。
スウン:ミンス兄さんはすごく静かな方ですね。だから、今回役として、普段しないことをしたので。
ウォンジュン:見ていて、すごくぎこちなかったです(笑)。
ソヌ:NGの話で言えば、僕も長いセリフで、ずっとNGを出してしまって。そのときが一番大変でしたね。
ウォンジュン:1カットで、5人全員セリフがあったんですけど、ずっとソヌが間違えて。
ソヌ:セリフは全部覚えたんですけど、そのときは、メンタルが崩壊してしまって(笑)。
一同:ハハハ!
ソヌ:僕は心配性のキャラクターだったのですが、僕自身も心配性なので、役としては演じやすかったんですけど、その長いセリフだけが…。それ以外は大丈夫でした(笑)。

<B>―ヒロインひかりを演じた葵わかなさんの印象は?</b>
スウン:初めて会ったとき、すごく可愛くてキレイだなと思いました。すごく頑張っている姿が印象的だったし、とても優しかったです。
ソヌ:(うなずいて)キレイだし、優しい。
スウン:韓国語を勉強していたので、僕が韓国語を教えて、わかなさんからは日本語を教わりました。お互いに教え合って。僕が教えた韓国語は「カムサハムニダ」(=ありがとうございます)、「アンニョンハセヨ」(=こんにちは)、「チェソンハムニダ」(=申し訳ございません)、「オッパ」(=お兄さん…女性が年上の男性を呼ぶとき)とか。ハハハ。

<B>―あいさつの言葉に混じって、オッパまで(笑)。</b>
スウン:僕のほうが年上だから、「僕のことを呼ぶときは、気楽にオッパと呼べばいいですよ」と教えました(笑)。

<B>―撮影の空き時間は何をされていましたか?</b>
ミンス:スケジュールがハードで、寝不足だったので、基本的には何もしないで休んでいましたね。
ソンジュン:あっ、僕はプレゼントを買いに行ったよ!
ミンス:撮影期間中、スウンが誕生日の日があって、スウン以外のメンバーみんなで行きましたね。
スウン:メンバーが誕生日プレゼントを買ってきてくれました。
ソヌ:ショッピングモールで。
ウォンジュン:それをスウンはぜんぜん知らなくて、僕たちがドッキリを仕掛けたんです。
スウン:だから、本当に感動しました。プレゼントも全部良かったし。ウォンジュン兄さんは、靴下を15足ぐらいプレゼントしてくれたんですけど、寮生活をしているので、メンバーも一緒に使えるし、多ければ多いほどいいのでうれしかったし、ソヌ兄さんは、海で撮影するのがほとんど僕とわかなさんで、「寒い、寒い」と言っていたら、ヒートテックを買ってきてくれるセンスの良いチョイスで、僕も驚きました。そして、2人(ソンジュンとミンス)は僕の誕生日プレゼントを買うお金でゲームをしていて(笑)。
一同:ハハハ。
ソンジュン:プレゼント代が1人3000円ずつで、ミンスと僕のお金を合わせて6000円だから、UFOキャッチャーで、クオリティーのあるおもちゃを取って、プレゼントしようって。
ミンス:フィギュアとかね。
ソンジュン:僕、UFOキャッチャーで、「ドラゴンボール」の孫悟空を1度取ったことがあるんで、取れると思っていたんですよ。ところが、2000円までやったのに取れなくて…。しかも、ミンスは僕よりやっていたんです(笑)。
ミンス:気付いたら、かなりお金をつぎ込んでいて…。
ソンジュン:それで、2000円も残っていなかったんで、「どうする?」って、結局小さい店に行って、安いものを買いました。
スウン:頭サイズぐらいの小さい可愛い傘と、ハンドクリームをもらいました。
ソンジュン:本当は自分たちでその様子を映像に撮っていたんで、僕たちは面白さ優先でいこうと言っていたのに、正直面白さもなく、お金もなくなり…。
ソヌ:その映像が公開されることもなくなり。
一同:ハハハ。

<B>―ドラマでは、ライブ前にメンバーの皆さんが円陣を組んで、気合を入れるシーンなどもあるようですが、実際もされていることですか?</b>
スウン:ハイ、実際もやっているし、各自緊張をほぐしながら、「ファイティン!」と気合を入れることもありますね。本当にチームワークが良いグループです。

<B>―他にもドラマでは、日本で活動している間、韓国語を使ったら罰金という設定もあるようですが、これも実際に?</b>
ソヌ:していました。
ミンス:いまは終わり(笑)。
ソヌ:ミンスと僕がしていたんですけど。
ミンス:ソヌさんが約束を守らなくて、そのゲームはなくなりました。
ソヌ:えっ!? 違うよ!日本語だけで話していたんですが、そのうちお互い、何も話さなくなってしまって。もうやめにしようって(笑)。
スウン:でも、僕たちいま韓国で、日本語の勉強を一生懸命やっているんです。今回、ドラマで新しい言葉をたくさん知ったし、スタッフさんが日本人で、たくさん言葉を覚えたので、できるだけ使うようにしています。
ソヌ:まだ話すスピードが、ちょっとゆっくりになりますけど。

<B>―ドラマの予告編では、コスプレするシーンなども公開されていますね。</b>
ミンス:コスプレするのが、すごく楽しかったです。
ソヌ:スウンのバナナのコスチュームは、変態でしたね(笑)。
スウン:セクシーバナナ(笑)。
ウォンジュン:スウンのヒップがリンゴみたいで、後ろ姿が本当に面白かったです。
ソンジュン:僕はもともと、ブルース・リーの衣装だったんですけど、太ってしまって、上も下も体のラインが強調されてしまうので、衣装を変えて、タンクトップを着て撮影しました。
ウォンジュン:僕はいろいろな衣装があったんですけど、一番覚えているのは、ピコ太郎さん風の衣装を着たことです。

<B>―「PPAP」ギャグはやったんですか?</b>
ウォンジュン:ハイ、やりました。監督さんとかスタッフさん全員が笑いました。
ソヌ:似ていましたよ。
スウン:日本のギャグは面白いですね。(トレンディエンジェル)斉藤さんの「ペッペッペッ」とか(とギャグをしてみせる)。この間、沖縄での仕事でお会いしたとき、一緒に写真を撮りました!
ミンス:最近は、ブルゾンちえみさんも面白いですね。
スウン:韓国でも有名です。「35億」が。
ウォンジュン:音楽が良いですよね。ドゥンドゥンドゥドゥンドゥンっていう。
(「35億」ネタでひとしきり盛り上がるメンバーたち)

<B>―予告編では他にも、葵わかなさんがスウンさんの顔を触るシーンが印象的でしたが。</b>
スウン:わかなさんは目が見えない役なので、僕がどんな顔なのか、両手で触るというシーンです。撮影のとき、すごく寒くて、鼻水が出てしまい、恥ずかしかったです。顔を触られているのに、ずっと鼻水が出るから。
一同:(顔をしかめながら)お~(悲鳴)。
スウン:確実に鼻水が出ている感覚があるのに、ぜんぜんカットがかからないんですよ。それで、手の甲でさっと拭いて(笑)。
一同:(顔をしかめながら)お~(悲鳴)。
スウン:もうビックリ(笑)。でも、そのシーンは感動というのか、物静かな雰囲気で、悲しいシーンなので、集中して見てもらえたらうれしいです。

<B>―他にも気に入っているシーンなどはありますか?</b>
ミンス:屋上で、メンバーがひかりさんに歌を歌ってあげるシーンがあるんですが、その部分も楽しく見てほしいですね。
スウン:(大きくうなずく)。
ミンス:あと、自分のシーンで言うと、運転するシーンが記憶に残っています。ただ直進しただけなんですけど(笑)。
ウォンジュン:3mぐらいね。
ミンス:日本で初めて運転したので、ハンドルも韓国とは反対だし、10秒ぐらい頭がこんがらがったんですが、持ち前の運動神経で、直進3mを見事に運転しました(笑)。
ソンジュン:僕はコンセプトとして筋肉をアピールするキャラクターだったんですが、普段もダンベルを持ち歩いているのに、撮影でもダンベルを使って筋トレするシーンがあって、違う角度から撮ったり、NGが出るとまたやらなくちゃいけなかったりして、腕が痛かった記憶があります。でも、おかげで腕がちょっと太くなったと思います(笑)。
ウォンジュン:僕はドラマの中で、マネジャーさんを好きなキャラクターなんですけど、マネジャーさんに「君の瞳に乾杯」と言うセリフがあって、それが恥ずかしくて、一番印象に残っています。

<B>―5月24日にリリースされる5thシングル「流れる星に花束を」は、ドラマのエンディングテーマにもなっているバラード曲ですね。</b>
ミンス:ハイ、ラップがなくて。

<B>―ラップ担当のソンジュンさん、ミンスさんも今回はしっかり歌って、歌唱力を発揮されていますね。</b>
ミンス:たくさん練習をしました。特に、移動の車の中で、練習しましたね。だから、プロデューサーさんに上手くなったと褒められました。いつか、メインボーカルをやってもいいぐらいだと(笑)。もう少し本格的に練習してみたらどうかと言われたぐらいです。
ソンジュン:僕も1回ぐらいは、ラップパートではないところを歌ってみたいと思っていたんですが、とはいえ、パートはそんなにないだろうと思っていたんですよ。ところが、思っていた以上に多かったんで、ビックリしました(笑)。もともと、ミンスと僕は、ラップパートの歌詞は、自分たちで書いているんで、歌詞は覚えやすいんですよ。でも、今回は覚えなくちゃいけない歌詞も多くて、大変だったんですが、楽しくレコーディングできました。

<B>―ボーカルラインの3人は、今回のバラード曲を歌ってみていかがでしたか?</b>
ソヌ:僕たちはやっぱりボーカルですから、何の問題もなく、大丈夫でした(笑)。
スウン:僕はこういう雰囲気のバラードを歌いたかったんですよ。だから、今回それができることになってうれしかったし、曲もすごく良くて、いまも毎日聴いています。歌詞が本当にキレイです。
ウォンジュン:本当に良い曲なので、この曲をきっかけに、僕たちのことを知る方が増えるといいなと思っています。

<B>―「流れる星に花束を」は「もしもあなたの何かを1つ分け合えるとしたら、僕は痛みを選ぶだろう」という歌詞で始まりますが、皆さんはもしメンバーに自分の何かを分け合えるとしたら、何を選びますか?</b>
ソヌ:僕は……。
スウン:お金?
ウォンジュン:(ソヌに)ありがとう!(笑)
一同:ハハハ。
ソヌ:体の贅肉です。
ミンス:それは大丈夫で~す。
スウン:おっ、僕ほしいです。ください!
ソヌ:じゃあ、スウンに。スウンは本当に痩せているから。
スウン:僕食べてもぜんぜん太らないんですよ。よく羨ましいって言われるんですが、僕にとってはそれがストレスで。体を大きくしようと思うと、顔だけ太ってしまって、体が大きくならないんです。でも、日本のスタッフさんは、いまの僕のスタイルが好きみたいです(笑)。
ソヌ:そのスリムな体がね。
スウン:だから、やっぱりいらないです!(笑)
ソンジュン:僕は運動する時間。ジムに行って、一緒にトレーニングしたいなと。一人だと、つらいとき挫折してしまったりするので。
スウン:僕は歌詞と同じように、痛みを分け合いたいです。もし、メンバーの体調が悪いとき、そのつらさを僕が代わりたいと思います。
ウォンジュン:じゃあ、風邪を引いて咳が出たら、そっちに向かって咳をすればいいね(笑)。
スウン:そんなことしなくても、どうせうつるから。僕たち、1人が風邪を引いたら、5人全員引くんですよ。一緒に生活しているので。常に痛みを共有しています(笑)。
ミンス:僕はセクシーさを。
スウン:ダメ。なんで!? 
ミンス:セクシーさがあまりにもあふれているから、ちょっとずつ分け合いたくなりましたね(笑)。
ウォンジュン:僕は……。
スウン:食べ物?
ウォンジュン:いいえ、僕の年齢を1人に1年ずつ分けたいです。そしたら、メンバーと同じぐらいの年になって、友達になるから。
スウン:そしたら何歳?
ウォンジュン:25歳。
スウン:分けないで!
ソヌ:そうなったら、僕がグループで一番年上になるね。
一同:ハハハ。 

<B>― 皆さんは花束をもらうことは多いと思いますが、誰かにあげることはありますか?</b>
ソヌ:日本でイベントをしたとき、ファンの方に花束と王冠をあげましたね。
ウォンジュン:1人だけに。
ミンス:韓国では、誕生日のファンの方のところに行って、花束にケーキとサインCDとかも添えてプレゼントしたり、僕たちが花束を持って、卒業する方のところまで、お祝いに行ったり。
ウォンジュン:サプライズパーティーでね。
ミンス:皆さん、すごく喜んでいました。感動したと言って。
ウォンジュン:個人的には、僕は友達にうれしいこととか悲しいことがあるとき、花をあげることがありますね。

<B>―では、最後ファンにメッセージをお願いします。</b>
スウン:ファンの皆さん、いつも来るたびに歓迎し、喜んでくれてありがとうございます。ドラマも始まったら、たくさん見て、新しいシングルもたくさん愛してください。ありがとうございます。
ソンジュン:日本でイベント、ライブがたくさんあるので、皆さんぜひ来て、一緒に楽しんでください。
ミンス:「今夜もLL」をきっかけに、これからも日本でいろいろな分野に挑戦していくので、期待してほしいです!
ソヌ:今回の新曲は本当に良いので、全部聴いてください。たくさん聴いてください!
ウォンジュン:いつも僕たちを見て、幸せになってもらえたらうれしいです。その幸せを僕たちが作るので、いつまでも一緒に歩んでいきましょう!


 ことしのゴールデンウィークは、新曲のリリース記念イベントで全国各地のファンと触れ合った「Boys Republic」。さらに、ドラマ関連のイベント、ライブなども続々と控えており、ますます日本での活動が各方面で活発化し、勢いに乗る彼らが、ドラマ「今夜もLL」の「君の瞳に花束を」ではどんな魅力を発揮しているのか、今後彼らがどのような可能性を広げていくのか注目だ。


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