平均身長183cmのイケメン6人組、スケールが大きくワイルドな曲、一息もつく間もなく組み込まれた振り付け、そして安定的な歌唱力。新人グループ<Battle>のデビュー曲『Crash』のステージは、一瞬たりとも目を離せない。昨年12月17日、SBS<人気歌謡>でデビューして早3週目。すでに1年前、あるケーブル放送のオーディション番組<バトル神話>を通じて知名度を広めたメンバーたちには、中国や日本から訪れる熱血ファンまでいる。

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「ようやくデビューした」という安堵感とファンの熱い期待によるプレッシャー、そして自信感が交差するBattleに出会った。

<b>素晴らしいデビュー!</b>
新人歌手たちにとってデビューステージは、他の歌手のファンの前で聞き慣れない曲を聴かせなければならない難しい瞬間だ。しかし、Battleにとってのデビューステージは、多くのファンと音楽関係者たちの熱い視線の中、“堂々たる”姿を披露するイベントであった。すでに多くのファン層が作られている上、SHINHWAの所属事務所である<グッドエンターテインメント>が全面に押し出す新人グループという点から、音楽関係者たちの関心も相当なものだった。

「だからこそ、もっと緊張しました。たくさんの方が見てくれているのがわかりましたから。本当に懸命にやりましたが、皆さんをがっかりさせないかと心配でした」(フィチャン)

<b> 長く短かった1年</b>
Battleの1年余りの練習期間は、言葉通り“訓練”だった。肺活量を増やすために明け方から漢江(ハンガン)を走り歌い、ダンスの練習をすれば、いつの間にか次の日の明け方になっていたという。合宿所に戻れば掃除と洗濯などの家事が待っていた。

「オーディションに受かった時は、周りの反応がすごかったです。でも数か月過ぎてもデビューしないので冷たくなっていきました。“あの子達、もうダメになったの?”という言葉も聞こえてくるし。完璧な形で出たくて待っていたけど、寂しくもありましたね」(リオ)
このように始まったスランプは、意欲喪失にもつながった。所属事務所のスタッフたちは褒めることよりも注意することが先行し、メンバーには「僕達はこれくらいしかできないのだろうか」という疑問が生じた。この時期、メンバーたちは互いに笑わせ褒め合って結束力を高めていったという。

「辛い時に互いに笑わせたことが習慣になって、今も面白おかしくしなくてはという強迫観念があります(笑)。おかげで結束力は強くなりました」(テファ) メンバーの中でチン・テファは最も大きな刺激を受けた。共にオーディション1期メンバーだったガイン(Brown Eyed Girls)とスンヒョン(Big Bang)が先にデビューしたためだ。「<Brown Eyed Girls>にガインがいて驚いたのに、スンヒョンまで<Big Bang>でデビューしていてさらに衝撃を受けました(笑)。“本当に頑張らなくちゃ”と刺激になりました」(テファ)

<b>野望は大きい</b>
Battleの目標は2007年にシングルを数枚発表し、ライブが上手いグループとして成長することだ。しかし、これは短期的な目標であり、Battleが“トップグループ”として定着した時に、本当の野心が表われるものと思われる。英語、日本語、中国語に長けているメンバーたちは、米国市場にまで意欲を燃やしており、飛び抜けたルックスで俳優業も兼ねる計画だ。

シンガーソングライターを夢見るテファ、悲しいR&Bを猛練習中のフィチャン、米国活動をやりたいというクリスをはじめ、演劇やミュージカル俳優が目標のリュ、映画やドラマに関心があるキヒョン、ファッションデザイナーとして成功したいというリオまで、その目標も各自多彩だ。

Battleの6人のメンバーは「プライベートがないくらいに有名になりたい」「トップになれるのならば、どんなことも受け止める準備ができている」と覚悟を表した。


<b> BattleとSHINHWAの関係</b>
Battleは、先輩グループ<SHINHWA(シンファ/神話)>が自ら選んだメンバーで構成されている。

Battleはまた、SHINHWAと同じ所属事務所に所属し、SHINHWAの曲でトレーニングを受けてきた。6人組ボーイズグループでメンバーの年齢構成など、様々な面で“第2のSHINHWA”というタイトルにピッタリと言える。

BattleにとってSHINHWAの影響力は相当なもの。Battleは「先輩たちが忙しくてあまり会えませんが、機会があるごとに色々なアドバイスをもらった」「先輩たちの励ましや称賛、アドバイスが大きな力になった」と口を揃えた。

カメラを見る時などの実用的なことを教えてくれたアンディーをはじめ、SHINHWAは芸能界全般に対するアドバイスを惜しまなかった。

キム・ドンワンは歌手という道が、どれだけ努力しなければならないのかを気づかせてくれた。「とりあえず、1か月だけ死ぬ気で頑張れば、その時の努力が次の段階に自然とつながる」と勇気づけてくれたとか。

チン・テファを見て「僕がデビューした時と全く同じだ」というイ・ミヌは「(お辞儀の角度を)90度で挨拶されたら、120度で挨拶ができる先輩になれ」とアドバイスを送った。

リオはチョンジンのソロステージに共に上がり、ラップを披露した経歴もある。

リオは「チョンジン先輩のステージで、本当に色々なことを学んだ」「レコーディングする時も直接見てくれてありがたかった。エリック先輩もいつも温かく迎えてくれた」と練習生時代を振り返った。

しかし、Battleは“第2のSHINHWA”というニックネームについては首を振る。今からようやくスタートする段階なのに“第2のSHINHWA”は、大きすぎるニックネームだというのだ。

Battleは「まずはトップになってから、“第2のSHINHWA”と呼んでほしい」と謙虚な姿勢を見せた。


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