携帯電話やノートパソコンに使われるバッテリーの容量を現在の2倍以上に増やすことのできる物質が国内研究陣によって開発された。

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 韓国電気研究院は15日、同研究院電池研究グループのト・チルフン博士チームがリチウムイオン2次電池用のシリコン4成分系陰極活物質の開発に成功したと明らかにした。シリコンと金属の複合化学物系陰極活物質はリチウムイオン2次電池の中核素材に使われるもので、最大で1グラム当たり800ミリアンペア時の蓄電量が確保できる。現在商用化されている黒鉛素材の陰極活物質に比べ蓄電量は2倍以上多く、黒鉛と炭素でコーティングされているのが特徴だ。

 開発された物質は携帯電話やノートパソコンをはじめ、電気自動車や軍需・医療装備、航空機などに活用される見通しだ。研究院は、陰極活物質の商用化に向け国内企業への技術移転を進める方針だという。


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