「記憶の場」(ソウル市提供)=(聯合ニュース)
「記憶の場」(ソウル市提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】ソウル中心部の南山近くに旧日本軍の慰安婦被害者を追悼する公園「記憶の場」が設けられてから、26日で1年となる。ソウル市は24日、現地で26日に1周年の記念行事を開くと発表した。慰安婦被害者の金福童(キム・ボクトン)さんや吉元玉(キル・ウォンオク)さんが出席する予定だ。 記念式で吉さんは、「記憶の場」広報大使を務める女優のハン・ジミンさんと一緒に、最も好きだという童謡「故郷の春」を歌う。 同じく広報大使である「記憶する人々」239人も式典に出席する。239人は慰安婦被害者として登録され女性たちと同じ数であり、慰安婦問題を広く知らしめる活動に取り組んでいる。 女性家族部の鄭鉉栢(チョン・ヒョンベク)長官、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長も出席予定だ。 「記憶の場」は2万人の市民の募金、3億5000万ウォン(約3400万円)でつくられた。この1年に約2000人が訪れた。
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