＜男子テニス＞チョン・ヒョン「いつかグランドスラムの表彰台に立ちたい」

韓国テニスの看板チョン・ヒョン（21、世界ランキング54位）がグランドスラムへの挑戦の意志を見せた。

チョン・ヒョン の最新ニュースまとめ

　チョン・ヒョンは17日、ソウル・韓国体育大学体育科学館5階室内体育館でジュニア選手たちを相手にワンポイントレッスンをおこなった。

　男子プロテニス（ATP）ネクストジェネレーション・ファイナルで優勝したチョン・ヒョンは13日に帰国した。

　4日後に公の場に現れたチョン・ヒョンは「僕も学べる意味深い時間だった」とし「僕が小学生のときよりもっと上手いと思う」と述べた。

　メガネと落ち着いたプレーで得た“教授”というニックネームらしくチョン・ヒョンは落ち着いて有望株らを指導。チョン・ヒョンは姿勢や動きなどに対するアドバイスを惜しまなかった。

　チョン・ヒョンはレッスンを終えた後、1シーズンを終えた心境を語った。チョン・ヒョンは「昨年4か月の空白を忘れられない。その4か月がなかったら、今回のトロフィーもなかった」と述べた。

　昨シーズン、チョン・ヒョンは後半に負傷で休息を取った後、フォアハンドやサーブなどを矯正する時間を持った。これで空白期間は4か月に増えてランキングも100位圏外に押し出された。チョン・ヒョンは「少しグリップに小さな変化を与えたが、僕にとっては大きな挑戦だった」と説明した。

　しかしこの期間、チョン・ヒョンは不足した点を補強し、ツアーで地位を築くことができた。チョン・ヒョンは「まだツアーに残るためにもがいている」としながらも「昨年の空白期間中に与えた変化の成果が今年出た」とうれしそうに語った。

　優勝という大きな山を越えたチョン・ヒョンにとって残った目標はグランドスラムだ。チョン・ヒョンは「まず来年は負傷なく1シーズンを送りたい」とし「テニス人生の最終目標として、いつかグランドスラムの表彰台に立ちたい」と抱負を語った。