俳優パク・ボゴム
俳優パク・ボゴム
2017年韓国ドラマ最大の話題作「雲が描いた月明り」がいよいよ、11月20日(月)テレビ東京韓流プレミアにて放送開始となる。

パク・ボゴム の最新ニュースまとめ

 主演を務めるのはドラマ初の時代劇となる同作で抜群のルックスでツンデレ王子役を 愛嬌たっぷりに好演し、韓国では“国民世子”=国民の王子と評されるなど、老若男女を虜にして大ブレイクし、日本でもことし2月に初のファンミーティングを開催して5000席のチケットが即日完売するなど圧倒的な人気を誇るパク・ボゴム

 地上波初放送に先駆け来日したパク・ボゴムは11月16日(木)東京・恵比寿LIVING ROOMにて行われた来日記者会見に登壇した。

 会見場には早い時間にもかかわらず、多くの報道陣が詰めかけ、彼の人気の高さを改めて証明した。

 MC古家正亨の紹介でブラックスーツに真っ白なインナーを合わせたシックな装いでパク・ポゴムが登場すると、会見場は一瞬にして華やかな雰囲気に包まれた。「みなさん、こんにちは。パク・ボゴムです」と完ぺきな日本語であいさつし、「今日はお忙しい中皆さんにお集まりいただいてありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。

 公式来日は2度目というパク・ボゴムは「まずは久しぶりの記者会見ということで緊張しています。ワクワクする気持ちで日本に来ましたが今すごく、ドキドキしています」と笑顔を見せた。


<B>―演じられたイ・ヨンについての紹介をお願いします。</b>
私が演じたイ・ヨンというキャラクターは少し気難しくて堂々として見えますが、内面は非常に力強く、温かさを持っているそんな人物です。自由奔放な王子であると表現すればもう少しご理解いただけるのかなと思います。

<B>―キャラクターとしてどんな魅力を感じましたか?</b>
一見すると冷たく気難しく見えるんですが内面的にはそうではないというところに魅力を感じました。また年は若いが強靭な心を持っているところに学ぶところがたくさんあると感じました。

<B>―役作りで気をつかったところは?</b>
時代劇は映画「バトル・オーシャン 海上決戦」以来(ドラマでは)初めてとなりました。撮影は1年前の24歳の時で、今のこの瞬間でなければ残せない作品だと思いましたし、シナリオもとても楽しく読みました。原作を愛してくださっているファンの皆さんにも楽しんでもらえる作品にしたいという気持ちで演技に臨みました。

<B>―撮影現場でのエピソードは?</b>
同世代の共演者が集まった現場でしたので、みんなで笑うことがたくさんありました。笑いすぎたり、騒いでNGを出してしまったりと監督さんに怒られたことも覚えています(笑)

<B>―パク・ボゴムさん自身は、NGは多い方ですか?</b>
(日本語で)いいえ(笑)
実はこの作品でのセリフは覚えることが難しい政治的な専門用語が非常に多く使われていたので、そのセリフを熟知するのが大変でした。

<B>―そんな中、 パク・ボゴムさんは、NGは少なかったと。</b>
少し、出してしまったこともありました(笑)

<B>―ドラマのOSTにも参加されていますが、いかがでしたか?</b>
(日本語で)とても楽しかったです。
とても楽しくて幸せな時間でした。以前からOSTに参加してみたかったので、このような貴重なチャンスをいただいて光栄でした。このような素敵な音楽をプレゼントしてくださった音楽監督さんにも、ファンの皆さんにも感謝しています。

<B>―俳優としてドラマのシーンでご自身の歌が流れるわけですがどんな気持ちですか?</b>
いいな~と(笑)。そう思いながらもドキドキする気持ちもあります。ぎこちない気持ちもありますが、イ・ヨンという人物を最大限に表わすために音楽があるということが、ありがたいことだなと思いました。

<B>―いよいよ、日本の地上波で放送されます。ここは特に見てほしいという思い出のシーンや注目ポイントの紹介をお願いします。</b>
韓国の放映から1年が過ぎた作品ですが、こうして日本で放映されることをとても光栄に思っています。韓国の美しい伝統衣装韓服や故宮の美しい背景や景色を、日本の皆さんにも楽しんでいただけると思います。また、イ・ヨンの立場から見どころを言いますと、イ・ヨンは宮廷の内と外で、置かれた状況に応じて出会う人々との接する態度が少しずつ変化します。その辺もうまく演じ分けられるよう演技に気を付けたので、その違いも見ていただければ、もっと楽しんでいただけると思います。時間が経って改めて深く感じるのは、イ・ヨンは若くして世子になり、のちに王になりました。若い年齢で大きな責任感、重圧感を背負っていたのではないかと、本当に素敵な人物だなと感じました。また、それぞれ登場人物の背景も一緒に楽しんでもらえれば、よりドラマを楽しんでいただけると思います。

<B>―ドラマの予告編が話題を呼びましたが、そのエピソードを教えてください。</b>
僕も胸キュンの素敵な予告編だと思いました。光化門広場であれだけ大勢の人の前で踊るのを、最初はうまくできるかなと緊張しましたが、いざ衣装を着て踊ってみると、自分が世子になった気分になりました。思い出に残る楽しい予告編になりました。イ・ヨンは実在の最初は孝明世子(ヒョミョンセジャ) をモチーフにしているといわれています。この世子は芸と音楽をこよなく愛し、踊りにも関心があった世子で、なので僕もそのことについて勉強しましたし、心に響きました。イ・ヨンとして、世子のことを考えながらダンスしました。

<B>―妹思いの兄を演じるにあたって意識したことは?</b>
まず、イ・ヨンという人物は誰よりも家族を思う気持ちが強かったと思います。僕がイ・ヨンのことを考えると胸が痛んだ部分は彼を取り巻くすべての人がイ・ヨンを警戒し、引きずりおろそうとする人々に囲まれていたからです。宮廷の中で信じられるのはチャン内官と妹だけで、父と淑儀、弟や妹は守らなければならない存在でした。なので、官僚や家臣には無力な王子と思われていたかもしれません。世間知らずな世子を演じながら、家族を守っていこうとする彼の気持ちを忠実に考えながら演じました。言葉のひと言ひと言にも、一見、冷たく響く言葉の中にも、誰よりも真心が込められていて、温かい心が秘められていることを表現しようと思いました。


 最後に、パク・ボゴムは「このドラマをご覧にいただき韓国の美しさや韓国の美しさが込められた宮廷の中の様子を知っていただけたらうれしいです。“月あかり”を見ただけで思い出すような、みなさんにとっても、心に残る温かいドラマになってくれたらうれしいです」とメッセージを届けた。

 12月24日、クリスマスイブに開催される日本公式ファンクラブ発足を記念した、1万人規模のファンミーティングについては、「緊張しています。たくさんの皆さんと一緒に過ごせることはうれしいです。クリスマスイブは特別な日ですよね。本来ならば、家族と過ごす日だと思いますが、わざわざ、時間をさいていらしてくださるファンの皆さんには、本当に、本当に、感謝しています。だからこそ、どんなステージにするか、たくさん考えながら準備しているところです。皆さんにも期待していただいて、大切な思い出に残るような、皆さんにとってプレゼントになるような一日になればいいと思っています」と意気込みを示し、今後の日本活動への期待感も高めた。

 会見中は終始笑顔で時折ジャスチャーを交えながら、ドラマの見どころや撮影のエピソードまで、語ってくれたパク・ボゴム。また、日本のファンについて話が及ぶと「優しくて温かい、お互いを尊重し、気遣う姿に感動しました」と明かし、フォトタイムではテレビ東京マスコットのバナナ社員ナナナを持ってお茶目なポーズの一幕も。最後まで手を振って、集まった報道陣に最高の笑顔を見せてくれた。記者会見は彼の人柄の良さが感じられる温かく和やかな雰囲気のまま終了した。




パク・ボゴム 来日 記者会見『雲が描いた月明り』テレビ東京放送記念
パク・ボゴム 来日 記者会見『雲が描いた月明り』テレビ東京放送記念




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