韓国KBSアイドル再起プロジェクト「THE UNIT」のパク・ジヨンプロデューサー(PD)が先週放送された一次UNIT発表式に関連し、制作側が強調したかった演出意図を明かした。

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 パク・ジヨンPDは最近、韓国メディアの取材に「今回の発表式は中間順位の集計で、最終集計ではない。初めから華やかなセットを組む考えはなかった」と口を開いた。

 9日放送の「THE UNIT」では一次UNIT発表式が映し出され、男女1~9位を公開した。ここに、降板メンバーと脱落者を加えた36人も公開され、悲しい別れのシーンが描かれた。

 しかし、最初の脱落者が発生する重要な発表式はセットではなくKBSの人材開発院講堂でおこなわれ、先輩アドバイザーのRain(ピ、35)がステージに登場して順位どおり一人ずつ名を呼び上げた。特別に華やかなセット場でなかったため、似たオーディション番組「プロデュース101」や「MIXNINE」と比較され、「素朴すぎる」、「なんだかみすぼらしく見える」などの反応が寄せられ、全体的に発表式の緊張感もなかったという評価だった。

 パクPDは「最近、視聴者の見る目が高くなり、あの場面がビジュアル的に美しくなく見えるかもしれない。わたしもその部分については同感だ」と述べた。続けて「正直、強調したかったのは結果ではなく過程だ。あの日の撮影はいままで競演してきたメンバーたちと別れる内容だったため、気持ちがとても重かった。そのため、番組内でも脱落ではなく別れという表現を使った。“もう一度頑張ろう”という趣旨で集まった人たちが、番組の特性上、徐々に別れていく過程は心によくない」と打ち明けた。

 パクPDは「THE UNIT」の企画段階で「脱落という単語は最初からなくせないか」と悩んだそうだ。序盤の会議でも重要要素として扱われたが、順位を公開するオーディションであり、完全には排除できなかった。

 彼は「だからといって、発表式を素朴に制作するという意図はなかった。もう一緒にできない子達の姿に傍点を置き、前の部分の発表式を派手にしなかった。一緒に進めないメンバーへの残念な気持ちが最も重要なポイントだった。今後もこうした企画意図は維持していく」と説明した。


[M/V] THE UNI+ My turn
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