iKON の最新ニュースまとめ
初日となる9日、360度見渡せるセンターステージから、きらびやかな赤のジャケットを羽織って登場したメンバーたち。「B-DAY」でスタートし、人気曲「WHAT‘S WRONG?」「SINOSIJAK REMIX」では、メンバーたちを乗せて移動する「フライングステージ」でいきなりファンに近づくなど、会場に集まった1万5000人の熱気はオープニングから最高潮に達した。
「『iKON X‘mas LIVE 2017』へようこそ。リーダーのB.Iです。メリークリスマス!」、「戻ってきました横浜。『iKON』の長男ジナン(JAYの本名)です。きょうも最後まで遊ぼうよ~」、「『iKON』のDKです。きょうも一緒に遊ぼうよ~」、「『iKON』の可愛い末っ子チャヌ(CHANの本名)です。きょうのステージは本当に特別です。ここにいる皆さん全員に会いに行きますので、ちょっと待っていてください」、「桜木花道になったJU-NEだよ。最後まで遊ぼうよ~」「『iKON』の爽やか男ユニョン(SONGの本名)だよ。クリスマスだからテンションMAXで最後まで行きましょう!」とそれぞれあいさつし、最後はBOBBYが「アンニョンハセヨ~。クリスマスライブだから、普段よりもっと楽しい時間になってほしいです。準備いいですか?」と客席をあおり、ここからユニットステージへ。
JAYが「サンタクロースじゃなくて、『iKON』が来ました!“iKON is coming to town”」と曲紹介し、絶妙なラップの掛け合いで「ANTHEM」を披露したB.IとBOBBYは、2人きりでMCタイムへ。JAYやJU-NEといった日本語が得意なメンバーがいない中、「何をしたらいいか問題」と苦笑いしながらも、B.Iが韓国語で話したことをBOBBYが日本語に通訳するというスタイルで、どうにかトークを展開。ボーカルラインの準備が整い、再びライブステージへ。
今度はボーカル5人が、クリスマスソング「This Christmas」をカバーし、クリスマスムードを高めた後、ボーカルラインの魅了を最大限に生かしたバラード「PERFECT」を熱唱した。
BOBBYはソロパートで、「SWIM」に続き、「SECRET (Feat. DK, KATIE)」を初披露。メンバーのDKと、オーディション番組「K-POPスター4」の優勝者KATIE KIM(ケイティ・キム)との幻想的なコラボステージでファンを魅了した。そして、再びボーカルライン5人が登場し、KATIE KIMと共にクリスマスソング「White Christmas」をカバー。甘い歌声で観客をうっとりさせた。
そのままボーカルラインがステージに残り、今度は5人だけでMCタイムへ。「JU-NEさん、キャロル本当にカッコよかったよ。ジャズアーティストみたいで」(JAY)、「その前のステージ、ドンヒョクさんが本当にカッコよかった」(SONG)とお互いを褒め合っていると、B.IとBOBBYも合流。
初のセンターステージに、「いままでとは違うから、歌いながら難しかった。どっちがセンターか分からないから」(JU-NE)、「センターは決まってないから。そっちを見ながらあっちも見ないと」(JAY)とここまでを振り返っていると、B.IとBOBBYが話に入ろうとし、「いまはボーカル5人の時間だから」と制すJAY。「僕たちドン・キホーテに行ってきてもいいですか?」(B.I)、「お前たち(話が)長すぎる」(BOBBY)とすねる2人に、JU-NEが「日本語ができたら、長くしてもいいルールがあるから」とドヤ顔を見せ、「iKON」らしい、わちゃわちゃトークで観客を楽しませた。
雰囲気がガラリと変わり、切な系ソング「AIRPLANE」、「APOLOGY」と続いた後、「#WYD」では、フライングステージで移動するメンバーたちが、客席にお菓子を投げ入れるファンサービスも。
そして、フライングステージでJAY、BOBBY、DKの3人、B.I、SONG、JU-NE、CHANの4人が端と端に分かれると、「広いな~、お~い!」とお互いに呼び掛け、「お元気ですか~?」(BOBBY)、「お元気で~す」とはしゃぐメンバーたち。「JAYさんが見えない」という毎度お馴染み、鉄板トークもここで飛び出し、さらには、「こっちのファンの皆さん、叫べ~!」とそれぞれ自分たちのエリアにいるファンを盛り上げ、客席にインタビューすることに。
JU-NEもCHANもDKも、それぞれ自分の名前が書かれたボードを持っているファンを選び、「1番好きなメンバーは?」と分かっていて聞き、自分の名前が返ってくるとニンマリ。そして、ちょっとした会話や、「名前を呼んでほしい」、「歌ってほしい」、「ダンスをしてほしい」などそのファンのリクエストにもたっぷり応え、ファンとの触れ合いを思い切り楽しんだ。
後半戦は「MY TYPE」、「WELCOME BACK」で、メンバーたちが愛嬌を見せながら、楽しい雰囲気を演出した後、“人間ツリー”を作るとし、ジャンケンに勝ったジナンをツリーに見立てて、飾り付けをする様子を収めたスペシャルムービーを挟み、「DUMB & DUMBER」「WORLDWIDE」で、再び会場の熱気を一気に高めた。
そして、360度のステージでフォーメーションや正面がコロコロ変わったため、「ダンスを間違えた(笑)」というメンバーたちに、「間違いはないです。遊んでいるんだから」とBOBBYが言えば、B.Iも「ステージでは情熱と、ファンの皆さんへの本気の気持ちさえあれば、カッコいいステージになるよ」とフォロー。「iKON」のステージパフォーマンスが魅力的な理由を垣間見た気がした。
ライブも終盤に入り、ことしの思い出を振り返るメンバーたち。心配性だというJU-NEは「家族と沖縄旅行に行って、海に入って、その海の真ん中でいろんなことを考えていたら、癒されました。旅行のおかげで心配性が治りました」と明かし、ドンヒョクは「ドームツアーで、いままで行っていなかったところにも行けて楽しかったです。初めて会うファンの皆さんもいて、楽しかったです」と。
そのドームツアーで、SONGは「最後のステージで、JAYさんが『PREFECT』のとき、歌いながら泣いていたのが記憶に残っています。でしょ?」とJAYに話を振ると、「隠したけど、見えた?そうですか~。でも、その日ちょっと…、もう恥ずかしいから」と濁すJAY。次に話を振られたBOBBYは「いろいろあったけど、きょうが1番だと思います。新しいステージだから」と話し、CHANは「日本でツアーもいっぱいできて、頑張りたかったんですが、ケガをしてしまって悔しかったです。2018年は何より元気に過ごしたいです!」と来年に向けての抱負も。JAYも「皆さんと一緒に、来年もたくさんいい思い出を作りたいです!」と力を込めた。
本編最後は、「BLING BLING」、「RHYTHM TA REMIX(Rock Ver.)」で、最後までキレのあるダンスパフォーマンスを披露しながら、ファンを熱狂させ、「JUST ANOTHER BOY」で締めくくった。
アンコールは、「M.U.P」から。メンバーたちがセンターステージの中心で、輪になって登場すると、その輪の真ん中から、なんとサンタに扮したDKの姿が!しかも、メンバーたちから上着を剥ぎ取られ、肩ぱっくり。ほかのメンバーたちは花道に散って、客席にグッズを投げ入れ、サンタのようにプレゼントを配っているのに対し、DKは下ばかり向いて、恥ずかしそうにセンターステージ内をうろうろする姿が、ファンの心をくすぐった。この衣装は、ジャンケンをして勝った人が着ることに決めたそうで、初日はDKだったというわけだ。
「LOVE ME」に続き、「B-DAY」が終わって、着替えをしたDKが戻ってくると、「普通のドンちゃんですね。サンタはもう見たくない」(JAY)と苦笑いし、翌日のコスプレは誰になるのか、戦々恐々とするメンバーたちだった。
最後は再び、ファンの「RHYTHM TA」の掛け声が大きく響き渡る「RHYTHM TA REMIX(Rock Ver.)」で会場が一体となり、熱い余韻を残したまま、幕が閉じた。
今回は初の試みが多く、約2時間半、全く飽きさせない見どころたっぷりの構成で、エンターテインメント性の高いライブを展開した「iKON」。エンドロールでも、メンバーたちがサンタやトナカイ、ツリーなどの着ぐるみを着て楽しそうにする映像を映すなど、随所にクリスマス要素を散りばめ、ファンに一足早いクリスマスプレゼントを届けた。
【iKON X‘mas LIVE 2017】
2017.12.9 横浜アリーナ ―セットリスト―
01. B-DAY
02. WHAT‘S WRONG?
03. SINOSIJAK REMIX
04. ANTHEM / B.I&BOBBY
05. This Christmas
06. PERFECT
07. SWIM -KR Ver.- / BOBBY
08. SECRET (Feat. DK, KATIE) -KR Ver.- / BOBBY
09. White Christmas with KATIE
10. AIRPLANE
11. APOLOGY
12. #WYD
13. MY TYPE
14. WELCOME BACK
-MOVIE-
15. DUMB & DUMBER
16. WORLDWIDE
17. BLING BLING
18. RHYTHM TA REMIX(Rock Ver.)
19. JUST ANOTHER BOY
<ENCORE>
20. M.U.P
21. LOVE ME
22. B-DAY
23. RHYTHM TA REMIX(Rock Ver.)
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