韓国の消費者団体、アップルCEOを検察告発＝「iPhoneの性能低下は詐欺」

韓国の消費者団体がアップルの「iPhone故意性能低下」問題と関連し18日、ティム・クック（Tim Cook）アップル最高経営者らを検察に告発した。

Tim の最新ニュースまとめ

　消費者主権市民会議は同日午前11時、ソウル瑞草洞・ソウル中央地検で記者会見を開き、「ティム・クック最高経営者とダニエル・ディチーコ（Daniel Dicicco）アップルコリア代表取締役を財物損壊・業務妨害・詐欺などの容疑で告発する」と明らかにした。

　アップルとアップルコリアがiPhoneの性能を故意に低下させるアップデートをしたが（財物損壊罪）、この事実を消費者に知らせず（業務妨害罪）、また消費者らを騙して最新の携帯電話の消費を誘導した(詐欺罪）というのが彼らの主張だ。

　消費者主権市民会議は「消費者の被害事実がすでに明らかになったため、検察でも積極的に捜査をおこなうものと期待する」とし「アップデートをめぐったアップルの故意性の有無と、どのようなプログラムで性能低下がおこなわれたかどうか、当局の徹底した調査が必要である」と指摘した。