＜テニス＞優勝候補が続々と脱落…チョン・ヒョン、全豪オープン優勝確率3位に上昇

海外のスポーツベッティング会社でチョン・ヒョン（21、韓国体育大）がテニーズ・サンドグレン（26、米国）を破り、全豪オープンベスト4進出を決めると予想している。

チョン・ヒョン の最新ニュースまとめ

　チョン・ヒョンは24日午前11時（日本時間）、サンドグレンと準々決勝をおこなう。2人は共に4大メジャー大会（全豪、全米、全仏、ウィンブルドン）ベスト8に進出するという波乱を演出した。

　英国のベッティング会社はこの日、2選手の試合で配当率をチョン・ヒョン2/9、サンドグレンを16/5と策定した。配当率が低いほど勝利確率は高いという意だ。2選手の配当率を見ると、チョン・ヒョンの完勝を予想しているという解釈が可能だ。

　客観的に技量においてもチョン・ヒョンが優位だと見ることができる。チョン・ヒョンは世界ランキング58位、サンドグレンは97位だ。ここに2週間前の去る9日、ATPツアーASBクラシックで対戦し、チョン・ヒョンが2-1で勝利をおさめている。

　バッティング会社でチョン・ヒョンの勝利の高さを予想するのは、世界ランキングなど客観的技量の他に、最近の勢いが理由でもある。チョン・ヒョンは3回戦で世界ランキング4位のアレクサンダー・ズベレフ（20、ドイツ）、16強戦で元世界ランキング1位であり現14位のノバク・ジョコビッチ（30、セルビア）を続けて破った。

　チョン・ヒョンの優勝確率も上昇した。12/1だった配当率は現在8/1だ。ラファエル・ナダル（31、スペイン、世界ランキング1位）が負傷により8強で棄権した結果だ。

　ロジャー・フェデラー（36、スイス、2位）が4/6、マリン・チリッチ（29、クロアチア、6位）が3/1が付けられ、優勝確率を見るとチョン・ヒョンはフェデラー、チリッチに次ぐ3位だ。