＜テニス＞“韓国人初のメジャーベスト4”チョン・ヒョン、ファンに向け「金曜日（準決勝）に会いましょう」

韓国人として初めて、4大大会ベスト4に進出したチョン・ヒョン（21、世界ランキング58位、韓国体育大）が試合直後のインタビューで「試合に集中することに努めた」と明かした。

チョン・ヒョン の最新ニュースまとめ

　チョン・ヒョンは24日午前11時（日本時間）オーストラリア・メルボルンのロッド・レーバー・アリーナにて、サンドグレンと全豪オープン準々決勝を戦い、3-0（6-4、7-6、6-3）で準決勝進出を果たした。

　試合後、コート内でおこなわれたインタビューでチョン・ヒョンは「正直、40-0でマッチポイントを迎えたときは、セレモニーをどうしようか少し考えた」と笑い、「だが、再び試合状況が難しくなり、気持ちを空にして試合に臨んだ」と述べた。

　世界ランキング4位だったドイツのアレクサンダー・ズベレフ（20）ら自身よりも実力のある強豪を破り、平常心を取り戻すことはできたかとの質問にも「試合にのみ集中しようと努力した」と答えた。

　チョン・ヒョンはトマーシュ・ベルディハ（32、20位、チェコ）とロジャー・フェデラー（36、2位、スイス）の勝者と、26日にぶつかる。どちらの選手と対戦したいかとの質問に彼は「50対50」と慎重な立場を見せた。

　自身の試合を観戦した友人、コーチ、エージェント、家族を一人ずつ言及し、感謝を表したチョン・ヒョンはファンに向けても「応援してくださり本当にありがとう。まだ終わりではないから、続けて応援してほしい。金曜日にお会いしましょう」と伝えた。