韓国テニス界の歴史を作ったチョン・ヒョン(21、鄭現、韓国体育大)が凱旋後、「もっと高い場所に行かなければという責任感を抱いた」と述べた。

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 チョン・ヒョンは28日午後、仁川空港を通じて帰国。全豪オープンを終えた心境を語った。チョン・ヒョンは同大会で、ノバク・ジョコビッチ(30、セルビア)を下すなどして準決勝まで進出、韓国人のメジャー大会最高成績をおさめた。なお、ロジャー・フェデラー(36、スイス)との準決勝は、左足の痛みにより途中棄権に終わった。

 以下は帰国後の質疑応答。

-韓国テニスの歴史を築いた。心境は。
全豪オープンベスト4進出時はただただうれしい気持ちだったのだが、空港に着くと、本当に大きな成果を出して帰って来たんだなと感じる。

-負傷部分の痛みはどうか。
まだ痛みはある。来週から通院して身体のチェックをしなければならないだろう。

-今大会を通して得たことは。
個人的に僕でもできるという思いを常に持っていたが、そんな日がこんなにもはやく訪れるとは思わなかった。韓国を含め、アジアのテニスが活躍できることを見せられたと思う。

-最も記憶に残るシーンを選ぶとしたら。
一つには絞れない。ベスト8に進出したことも記憶にあるし、ジョコビッチと2年ぶりに同じコートで相手にしたことも光栄だったが、その選手に勝ったことも記憶に残る。初のベスト4も印象深いし、すべての瞬間が忘れられない記憶となった。

-現在の目標は何か。
またこうした良い結果がいつ出るかは分からないが、あの時間を最大限、繰り返したいという思いになる。いつになろうが、授賞台に立ちたいという思いは変わりない。

-ファンへ一言。
本当に感謝している。今後、もっと高い場所に行かなければという責任感も抱いた。

-世界ランキング29位に入ったが。
こんなにもはやく韓国最高記録を塗り替えるとは思っていなかったが、それができた。その分、もっと高いとことにのぼりたいという思いにもなる。

-負傷がなければ、フェデラーとの試合はどうだったと思うか。
100%のコンディションだからといって、あんなに偉大な選手に勝てる保証はない。それでも悔しさは残った。

-最後にメッセージを。
2週間、多くの関心と応援を感じながらプレーした。それが良い結果に繋がった。今後も韓国テニスにより多くの応援をお願いしたい。そうすればもっと良いプレーをお見せできるだろう。

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