会見する南官杓氏=29日、ソウル(聯合ニュース)
会見する南官杓氏=29日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)国家安保室の南官杓(ナム・グァンピョ)第2次長は29日の会見で、2月9日に開幕する平昌冬季五輪に合わせ、21カ国・機関から首脳級の要人26人が来韓すると発表した。朝鮮半島を取り巻く4大国(米国・中国・日本・ロシア)の首脳で来韓するのは日本の安倍晋三首相のみとなる。 南氏は、来韓する首脳級要人のうち16カ国・機関の来賓は開会式に出席すると伝えた。 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、五輪に合わせ韓国を公式訪問するドイツとスロベニアの大統領、国連事務総長をはじめ14カ国・機関の首脳級要人と会談または昼食会・夕食会を行い、互いの関心事や協力促進策を話し合う予定だ。 五輪に出席する首脳級は米国のペンス副大統領、安倍首相、中国共産党の韓正・政治局常務委員、ドイツのシュタインマイヤー大統領、スロベニアのパホル大統領、グテレス国連事務総長、ノルウェーのソルベルグ首相、オランダのルッテ首相、スウェーデンのカール16世グスタフ国王夫妻、フィンランドのシピラ首相、カナダのペイエット総督、スイスのベルセ大統領、ポーランドのドゥダ大統領、スロバキアのキスカ大統領。中国共産党序列7位の韓正氏は習近平国家主席の特別代表として来韓する。 ほかに、リヒテンシュタインやリトアニア、エストニア、ラトビア、ルクセンブルク、デンマーク、モナコから大統領や首相などの要人が出席する。 南氏は、五輪のために来韓する首脳級要人のため、文大統領が9日午後の開会式に先立ち歓迎のレセプションを主催する予定だと伝えた。 また、国ぐるみのドーピング問題で国としては平昌五輪に参加できないロシアについて、「国際オリンピック委員会(IOC)との懸案が解決され、高官級が来韓することを期待している」と述べた。
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