<b>「女優はエレベーターガール1人だけ」</b>
血気旺盛、新鮮な男たちがたくさん登場していることで話題となった映画『ミスター・ソクラテス』(監督:チェ・ジノン/制作:カレッジフィルム、オジョンフィルム)は、たった1人の女性主・助演もいないことで、むしろ際立っている。
世代を問わず、男性の主な関心事が異性であることに異存はないだろう。映画の主役たちからも、女優がいないことに残念がるそぶりが見える。

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6日午後3時、衿川区(クムチョング)始興洞(シフンドン)の工具商店街近くのあるビュッフェで会った映画『ミスター・ソクラテス』のイケメン3人衆キム・レウォン、イ・ジョンヒョク、ユン・テヨン。彼らは主にキム・テヒ、イ・ダヘ、チェ・ジョンアンなど、当代最高の美女たちと共演したA+級青春スターである。

(写真左から『ミスター・ソクラテス』の主演陣。チェ・ジノン監督、カン・シニル、キム・レウォン、イ・ジョンヒョク、ユン・テヨン)

これについてユン・テヨンは「シナリオが気に入ったので、1年6ヶ月ぶりのカムバック作品に選びました。でも女優さんがいないのが残念」と語り始めた。

しかしユン・テヨンは、彼の中学時代の同窓のイ・ジョンヒョクと共に「反対に、野郎ばかりだから、誰かに編重しないのでずっと演技しやすい」と口を揃える。

これを隣でじっと聞いていたキム・レウォンはその上さらに、「一応エレベーターガールとして女性が1人出てます」と相槌を打ち、残念さを表した。

最年長の“兄貴”カン・シニルもまた、「女優さんがいないのが残念なのは本当」と照れくさそうに笑いながらも、「俳優が男であるだけで、僕たちの映画は人間の人生を描いています。男女区別なく関心を持ってほしいです」という願いを忘れずに語る。

広報社側は、今回の作品が組織と刑事に代弁される、荒々しい男の世界を扱っているので、ヒロインが不要(?)だったと説明している。

撮影の合間に、主人公のキム・レウォンをめぐって熱い取材合戦が繰り広げられる。メガホンを取ったチェ監督は、「自分の新年どおりに生きたがる男たちの永遠のファンタジーを描いた」「男性でも女性でも楽しめる面白い映画を作ります」と誓った。

この日の現場は、“スマイルマン”キム・レウォンの、問題児ク・ドンヒョクには核の変身を遂げた姿を収めようとする取材陣と、劇中、悪辣な組織員に扮した50数人のアクションチームが人垣を作った。

親兄弟も大事にせず、友達まで売り飛ばすタチの悪いチンピラが、組織によって強力系刑事に育てられるという犯罪アクション『ミスター・ソクラテス』は、来たる10月に公開される。

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