新世代5人組アカペラグループ<東方神起(トンバンシンギ)>が、夏シーズンに合わせてシングルアルバム『Hi Ya Ya 夏の日』を先頃発表し、6ヶ月ぶりに活動を再開した。
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灼熱の太陽に青い海が思い出されるダイナミックな夏の雰囲気を込めたこの歌は、聞いた人をどこかに行きたい気にさせ、蒸し暑さでイライラした気持ちを吹き飛ばし、清涼感を与える。
梅雨が始まった先月26日午後、東方神起がインタビューのため世界日報社を訪れた。この日、東方神起を見るために女性ファン40人余りがタクシーで追いかけてきて、会社の正門周辺はしばらく混雑した。
東方神起は、いつもこうしてファンがついてくるのかという最初の質問に、「熱心なファンが僕たちの車を追ってくる度、危ないと思ったりしますが、それでもそんな人たちがいるからこそ、僕たち東方神起が存在してるんです」と満足そうだった。
彼らは今回のアルバムについて、「歌も衣装も涼しい夏の雰囲気で行きました」「振り付けも歌詞に合わせて、リュックサックダンスやエンジェルダンスなどで、可愛くキレイに工夫しました」と話した。『Hi Ya Ya 夏の日』は、楽しいギターの音色で始まるダンス曲で、軽快なメロディとリズム、一段と洗練された東方神起の華麗なるアカペラが完璧なハーモニー成しており、この夏最高の歌としてお勧めだ。
2曲目の『空間』は楽しくて忙しかったバカンスの後に、静かに落ち着いてくつろいでい
る感じである。この他にも、ユン・サンの歌『君たちのものだから』を、東方神起だけの
音色でリメイクして収めるなど、アルバムには全4曲が収録されている。ミュージックビ
デオは南太平洋の真珠と呼ばれる゛ボラボラ島゛を背景に、異国的な海岸の風景とエメラ
ルド色の海、東方神起のステキな姿を収めて、夏の雰囲気を倍増させている。
“東方の神が起きあがる”という意味の東方神起は、グループ名も独特だが、5人のメン
バーたちの名前も、中国映画のタイトルの用にユニーク。グループのリーダーユノ・ユンホ(瑜鹵允浩/19)はユノ(U-know)、ヨンウン・ジェジュン(英雄在中/19)はヒーロー、ミッキ・ユチョン(秘奇有天/19)はミッキー、シア・ジュンス(細亜俊秀/18)はシア、チェガン・チャンミン(最強昌珉/17)はマックスである。
ユノはベース、ヒーローはメインボーカルで、ミッキーはラップと中間低音、マックスは高音、シアが中間高音を担当している東方神起は、幻想的なハーモニーをなし、ダンスの実力もかなりのものである。彼らは平均身長が182㎝である上に、メンバー全員がイケメンなので女性ファンから熱烈な支持を得ている。
メンバーのシアはBoAと親友で、一緒に歌を始めてトレーニングを受けている。ミッキーはアメリカのバージニア州に住んでいたが、2000年に韓国に戻り、グループに一番遅く合流し、アメリカ永住権を放棄して韓国国民となった。シアはステージで右の靴が脱げてしまうというジンクスがある。歌う時よく見てみると、他のメンバーの後ろで靴を拾うシーンを見ることができる。ユノとシアは今年、明智(ミョンジ)大学公演芸術学科に入学し、マックスはK高校3年、ミッキーはH高校2年、ヒーローは1年にそれぞれ在学中だ。
「他の企画社より体系的だと思います。学校の授業みたいに音楽の勉強をして、一週間に一度、結果を発表するんです。ステージデビューのように数え切れないほど練習しましたけど、本当に大変でした」
彼らは中学生の時、それぞれSMエンターテインメントのオーディションを経て、グループとしてトレーニングを受けた後、昨年1月にバラード曲『HUG』でデビュー、新世代たちから爆発的な人気を博した。昨年10月にはレギュラーアルバム『TRI-ANGLE』を発表し、強烈なイメージで呼応を引き出した。彼らが出したアルバムは、CD市場の不況にも関わらず普通30万枚ずつ売れ、その人気のほどを実感させる。
彼らは来たる13日に日本で2枚目のシングル『Somebody To Love』の発売を控えて、平日は日本で、週末は韓国でと、忙しく活動している。来たる9月には2ndレギュラーアルバムを発表する予定だ。
ユノは、「今回の夏のアルバムは、活動期間が短いので、ファンの皆様が残念がるかも知れませんが、9月にはもっと良い歌で戻ってきますので、期待してください」と語った。
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