「7O’Clock」左からVAAN(バン)、テヨン、A-day(エイデイ)、ジョンギュ、ヨンフン、ヒョン
「7O’Clock」左からVAAN(バン)、テヨン、A-day(エイデイ)、ジョンギュ、ヨンフン、ヒョン
2017年3月15日にA-day、VAAN、ジョンギュ、ヒョン、ヨンフン、テヨンの6人組でデビューしたボーイズグループ「7O’Clock」(Seven O’Clock)。グループ名には1日を始める午前7時と、1日を終える午後7時に歌で幸せを与えたいという意味が込められており、音楽を通じて人の心を治癒し、希望を届けたいというメンバーの願いが詰まっている。

Seven O’Clock の最新ニュースまとめ

 新人でありながらドラマ「愛の温度」のOSTに参加したほか、日本映画「ラーメン食いてぇ!」の主題歌を日本語で歌っている。またリーダーのA-dayは韓国の人気オーディション番組「MIX NINE」で見事デビュー組にランクインし、活動を展開しており、これからの活躍が大いに期待されている。3月初旬にグループとして初めて来日した彼らに、「MIX NINE」出演についてや日本の印象、今後の目標などについて幅広く語ってもらった。


<B>―お一人ずつ自己紹介をお願いします。</b>
A-day:はじめまして、「7O’Clock」のリーダーA-dayです。よろしくお願いします。
ジョンギュ:こんにちは。「7O’Clock」のボーカルジョンギュです。チームではリーダーが不在の際にはその役を務めます。僕は情が厚いです(笑)。
ヨンフン:こんにちは。「7O’Clock」のボーカルを担当しているヨンフンです。よろしくお願いします。
ヒョン:「7O’Clock」のボーカルヒョンです。僕は料理が好きで、今は合宿所にガスレンジがないのでメンバーには作ってあげたことはないですが、いつかみんなそれぞれに料理を作ってあげたいです。インターネットショッピングが好きで、普段からいろいろと検索しています。
VAAN:僕は「7O’Clock」でラップを担当しているVAANです。趣味は映画、海外ドラマ鑑賞、絵を描くこと、ゲームです。ゲームが特技です(笑)。ラップメイキングもできます。
テヨン:「7O’Clock」でボーカルを担当しているテヨンです。グループの末っ子です、よろしくお願いします。

<B>―今回初めて日本にいらっしゃいましたが、お気持ちはいかがですか?</b>
A-day:実は僕とジョンギュは来日は今回が初めてではないんですよ。僕は小学校5年生の時にカブスカウト(ボーイスカウト)で来たことがありました。でも幼かったのでほとんど覚えていません(笑)。
ジョンギュ:僕は小中学生の時に来たこともありますし、実は2週間前にも家族旅行で日本に来ていたんです。日本文化が好きで、親近感が沸いてきます
ヨンフン:僕は初めて来てみて、韓国とそんなに違わないなと思って、近い感じがしてよかったです。
A-day:似ているところが多いよね。
ヨンフン:まず気候がいいよね!
メンバー一同:そう!
ヒョン:僕も今回初めて日本に来ましたが、日本固有の文化というんでしょうか、それを守っているような印象がありました。それからヨンフンが言ったようにすごく暖かくて、上着がなくても外に出かけられるような感じがいいなと思いました。
テヨン:僕もジョンギュ兄さんが日本はいいよっていう話をたくさん聞いていたのでとても期待していたんです。
ジョンギュ:そうなんです。僕が自慢しました(笑)。
テヨン:日本の方でもないのに自慢してきていたんですけど(笑)期待していた以上に良いところのようで、早くもっといろんなところに出かけたいと思います。
VAAN:僕は以前から日本のアニメやブランドで好きなものがあって、日本に行って買い物をしたいなと思っていました。実際に来てみると、まず飛行機から降りた時から韓国とは違う匂いがしました(笑)。そして建物がすごくしっかりしていることと、暖かいなと思いました。

<B>―日本はどんな匂いですか(笑)?</b>
VAAN:う~ん…(笑)。何と表現していいか分かりませんけど、とにかく違う匂いがしました(笑)。雰囲気は似ているのに匂いは違いました。

<B>―皆さんが歌手を目指したきっかけを教えてください。</b>
A-day:僕は両親がカラオケが好きで、子供の頃から一緒に行っていた影響が大きかったと思います。でも、実際僕が歌手になりたいと言ったら両親はすごく反対しました(笑)。それで諦めようかなとも思いましたが、自分がピアノを弾いている姿を鏡で見たら、歌手をやらないのはもったいないと思いました(笑)。それでやっぱりやらなきゃと思って、お母さんに「塾にお金を払うからカードください」と言って、そのカードで塾ではなくダンス教室にお金を払いました(笑)。それでお母さんに「僕はこれから1か月帰りません。1か月後に会いに行きます」とメールを送りました。1か月あれば何か動くと思ったのですが、そううまくはいかなくて…。苦労してデビューに至りました。
ジョンギュ:僕はもともとバンド音楽が好きでバンドをやっていましたが、今の事務所のオーディションを受ける機会ができて、練習生となって、その後デビューすることになりました。今の事務所に所属する前にも、いくつかの事務所で練習生をして、最後に今の事務所でデビューしました。
ヨンフン:僕はトロット、童謡なども含めてとにかく音楽が好きで、そこから自然に歌手という夢を持ちました。それで小学校6年生の時に初めてオーディションを受けて、それからずっと歌手という夢を育ててきました。
ヒョン:僕は小学校6年生の時、「2NE1」先輩がすごく好きで、僕もあんな風に歌って踊りたいなと思いました。中学生の時はアクションを起こせませんでしたが、高校2年の時、このままだと後悔すると思って挑戦しました。
VAAN:僕は姉がラップが好きでよく聴いていて、その影響で僕も聴いたり真似して歌ったりしていました。もともと歌手よりは体育系の夢を持っていましたが、ケガをしてしまって、それで本格的に歌手の道を志しました。
テヨン:僕は歌が好きで歌手になりたいと思いましたが、両親に言えなくてごく普通の生活を送っていました。でも高校生の時に、ある日突然“その夢を叶えたい”という感情が沸き起こりました。それでその時家庭教師がいたのですが、お母さんに「明日から家庭教師と勉強はしない。歌手になる」と言いました。その日はめちゃくちゃ怒られましたが(笑)、次の日になったらお母さんが家庭教師を呼んでいなくて。「一度やってみなさい」と言ってくれたので一生懸命やらなきゃと思い、ここまで走ってきました。

<B>―「7O’Clock」の音楽やグループの特徴を教えてください。</b>
ジョンギュ:本当にたくさんありますよ(笑)。
A-day:まだ完成されていない未熟なところかな?それがむしろ魅力だと思います。
ヒョン:純粋なところもね。
A-day:ファンの皆さんもおそらくそう思っていると思います。僕たちが少しずつ進化していく姿が魅力だと思います。

<B>―日本の文化で何か関心のあるものは何かありますか?</b>
A-day:僕はお寿司が好きです!
ヨンフン:僕はドラマ「リッチマン、プアウーマン」が面白かったです。
テヨン:マンガの「NARUTO-ナルト-」が好きです。
VAAN:僕は「君の名は。」が好きですし、あともう一つ好きなのがあったんですがタイトルが何だっけ…あ、思い出しました、「いま、会いにゆきます」です!あと日本の歌だと「GreeeeN」さんの「キセキ」、aikoさんの「カブトムシ」も好きです。
ヒョン:僕は清水翔太さんの歌が好きです。
ジョンギュ:僕は「ONE OK ROCK」さんが好きです。僕たち前に日本語の曲を一人ひとり練習していたことがあるんですよ。だから日本の曲はけっこう調べたり聞いたりしましたね。
A-day:そうですね、僕も「KinKi Kids」の「愛のかたまり」を練習したことがあります。そして映画なら「ラーメン食いてぇ!」に期待しています(笑)。あ、あとさっきびっくりしたのが、お昼にステーキを食べたのですが、一人用のこぶしサイズくらいの鉄板が出てきたことです。
ジョンギュ:韓国でサムギョプサルを食べる時、大きな鉄板を使うじゃないですか。でも日本は外で一人でご飯を食べる方も多いから、こういうのもあるんだなと思いました。
A-day:家にあったら便利だなと思いました。
ヒョン:A-Dayさんが買ってください~。
A-day:売っていたら本当にほしいです(笑)。
ジョンギュ:日本食が好きなので韓国でもお寿司やラーメンを食べます。

<B>―皆さんは3月に公開された日本映画「ラーメン食いてぇ!」の主題歌を日本語で歌っていますが、日本語はどうですか?難しいですか?</b>
ジョンギュ:難しいですけど、すごく面白いですね。興味深いです。今、日本語の先生から会話も習っています。
A-day:メンバー同士で日本語で冗談を言い合ったりしています。
ヨンフン:日本に1か月住んでる人くらい?はできると思います(笑)。
テヨン:一人だったら1か月も住んでいられないんじゃない(笑)?
メンバー一同:(笑)。

<B>―今後日本でどんな活動をしてみたいですか?</b>
ジョンギュ:やはり歌手ですから、コンサートをやりたいですね。
ヒョン:日本でコンサートツアーをやりたいです。
A-day:日本でもデビューしてファンミーティングをやりたいです。

<B>―皆さんは韓国でオーディション番組「MIX NINE」に出演されましたね。A-Dayさんはデビューが決まっていますが、デビューが決まった時のお気持ちはいかがでしたか?</b>
A-day:順位が9位、10位だったので、正直だめかもしれないとも思っていました。でも結果的にデビュー組に選ばれて、感謝の気持ちでいっぱいでした。全てに感謝する気持ちでした。

<B>―「MIX NINE」で一番学んだこと、うれしかったことは何ですか?</b>
A-day:番組に出る前はいろいろとストレスを抱えることもあったのですが、番組で他の出演者たちと合宿をして、互いに悩みを打ち明けたりするうちにストレスが解消されて、幸せな時間でした。それからさまざまな「方法」を学んだと思います。何かを解決したり、人間関係や社会生活を学びました。出演者の中にはすでにデビューしたり、経験の多いお兄さんたちがいて、悩みを相談したら解決してくれて。もう一度社会生活を学びました。
VAAN:まずは出演者が多くて、最近アイドルの数も増えていますから、熾烈な戦いになるだろうなと思いました。すべての出演者は仲間でありながらもライバルですから、自分にとってさまざまな影響と刺激を受け、大変多くの事を学べました。うれしかったのは僕たちが初めて登場した時、NAVERの検索語1位になったことです。僕もそうなんですけど、だいたい1位から検索するじゃないですか。だから他の人もきっとそうだと思って、うれしかったです。

<B>―YGのヤン・ヒョンソク代表をはじめ、審査員の皆さんの印象はいかがでしたか?</b>
A-day:ヤン・ヒョンソク代表は、僕の事務所に来ていただいた時、厳しい方というイメージがあったのですがとても温かい方でした。僕の事務所に来ていただいた時「これまでどんなにか大変だっただろうね」という言葉もかけていただき、心が温まり代表の優しさに感動をいたしました。
A-day:大変厳しい方なのかなと思っていましたが温かくて、冗談を言って僕たちを笑わせたり優しい気遣いをしてくれました。
VAAN:僕はヤン・ヒョンソク代表はなんかいつも座っているイメージがあって(笑)。立っているのを見たらとても背が高い方だったんです。それにびっくりしたのと、笑顔が素敵だなと思って印象が良かったです。他のYGのアーティストの皆様は、事務所特有の雰囲気というんでしょうか?それがありました。かっこいいですよね。

<B>―他のメンバーの皆さんはどのような気持ちで番組を見ていたのですか?</b>
テヨン:なんか…家族がテレビに出ている感じでした(笑)。
ジョンギュ:そうですね。僕もテヨンと同じ感情でした。あとA-Dayは僕たちのリーダーですけど、グループの時とは違うカッコよさを番組で見ることができて、また新たな面を発見する機会になりました。それから僕は2人がいない間、一時的にグループのリーダーを務めましたが、そこで兄さんたちの大切さや、リーダーとして何かを決定することの難しさを感じました。
ヨンフン:僕も2人がいない空席をすごく感じたし、一緒にいたから気づかなかったことが分かって、自分自身を再び振り返る時間にもなりました。
A-Day:だからヨンフンが僕にメッセージを送ってきたんです。兄さんがいなくて辛いって。これまで僕がしてきたことが申し訳ないって。
ヨンフン:(恥ずかしそうに突然水を飲みだす)
A-day:どうしたの?急に喉が渇いた(笑)?
メンバー一同:(笑)。
ヒョン:ヨンフンがおかしくなりました(笑)。
A-day:僕たちは練習生期間がまだまだ他のアーティストの皆様よりそんなに長い方ではないと思うんですよ。だから今でもメンバーの魅力を見つける途中なんです。

<B>―そうなんですね。6人全員での練習生期間はどれくらいなんですか?</b>
A-day:まだ1年もないんですよね。だから練習生期間に経験しなければいけないことをデビューしてから経験していることもあると思います。ぶつかったりケンカしたり、また仲直りしてさらに絆が深まったり…性格も皆違うし、男6人もいるんだからケンカするのは当たり前だと思うんです。逆にケンカもしないと仲良くなれないと思います。

<B>―最後に日本のファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。</b>
A-day:日本のファンの皆さんこんにちは、「7O’Clock」です。僕たちのファンミーティングに日本から来てくださった方もいて、僕たちも日本に行かなければと思っていました。今回はファンミーティングでの来日ではなかったですが、日本のファンの皆さんが住んでいる国にやっと来られました。今後日本での活動も計画しているところですので、今後も私達を愛してくれたらうれしいです。愛しています!


 終始礼儀正しく、新人ということを感じさせないしっかりとした口調で語ってくれた6人。6人での練習生期間は短いというが、常に6人和気あいあいと、楽しい雰囲気のメンバー達。「MIX NINE」のデビューグループで活躍するリーダーA-dayや、今後の「7O’Clock」としての活動、そして日本活動も計画中と明かしてくれた彼らに期待が高まる。

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